Celica Blog: Monthly: Nov, 2012

入子点(いれこだて)

茶道のお稽古。
梅雨入りのせいか、生徒さんが少なくてほとんどマンツーマンで先生のご指導を受けることができた。緊張した。
今回は入子点。建水とお茶碗を入子状に重ねて運ぶ、ちょっと変わったお点前。写真は総飾り。

主菓子は鮎。今月お茶会が(2回も)あるから、お出しするお菓子の選定で鮎のほかに中村屋のひめどら焼きと小さな水菓子もいただいた、豪華だった。

ポニー公園

ポニーの親子乗馬が出来ると聞いて、代々木のポニー公園に行ってきました。(水・木曜日の13:45から限定8組)

参宮橋駅から歩いて5分、大きいお馬さんを左に見ながら到着。
ポニー乗馬はナント無料、だけど先着8組限定なので行っても無駄足になるかもしれない率が却ってネック。緊張しつつ12時には園に着いてしまった。早すぎ。

こっちは大人用乗馬倶楽部。門構えからしてハイソな雰囲気。 実際、何人かの方が乗馬してた、皆さんものすごくスタイルが良くて馬も綺麗で、なんか憧れ。

ポニー公園のベンチで持参したサンドイッチやフルーツを(カラスと蚊を追い払いながら)食べてランチ終了。 ポニー乗馬の整理券配布までまだ時間が余ったので、すぐ隣の明治神宮を散策することに。

木漏れ日が美しかった。でも日焼け注意。

明治神宮の芝生。

うっそうとした森を抜けると、東京のど真ん中とは思えないほどの広大な芝生。みんな自由に寝そべったり・ヨガしたり。

さて、この後13時半ごろ公園に戻ってポニーに乗るために整理券を取ったのですが、いざ乗ろうとしたら宝宝怖がって拒否。断固拒否。乗れなかったのです。
また日を改めます。

カラフルトマト

先日友人の出産祝いにセレブデトマトのトマトの宝石箱という品物を送った。
←これは自分用、カラフルトマト詰め合わせ。

子供がトマト好きで、でも美味しいミニトマト限定だから毎日美味しいミニトマトを食卓に欠かさないことにしてる。 中でもお気に入りは北海道産のアイコと静岡のルビンズ(←ものすごく高価)。しかしアイコは夏場しか出回らないのでこの時期はルビンズ頼みになってトマト費用が掛かりすぎる。

晩ご飯の主役はミートローフ。
去年のクリスマスに作ったときは子供が食べたがらず、半年経って再挑戦。(ひき肉が足りなくてスカスカだったせいか崩れてしまった…)

でもこれが逆に「柔らかい~美味しい~」と大ヒット。たくさんおかわりしてくれた。付け合せにカラフルトマト。これも珍しがって喜んで完食。

肉ばかり食べてると大腸がんリスクが上がるらしい?とのニワカ知識で腸に良いらしい里芋の衣かつぎを副菜に。これも旬だからね~小ぶりだけど湯がいてゴマ塩だけで美味しい。

離乳食のポンちゃんにはすりつぶして、普通食の宝宝には田楽味噌を付けて。素朴な味が意外と受けて、あっという間に無くなった。

茶道会館 お茶会

茶道会館にて、北見社中 照和会研究会茶会のお茶会がありました。

私も大林先生にご一緒させていただいて、お茶席をまわってきました、全6席。一日にお茶を6杯もいただいたのは初めてです。
御凌ぎもしっかりいただいて、丸一日お茶一色で過ごしました。

←画像は若竹会「岸辺の風景」@峰春亭の床の間

三席目に入った「岸辺の風景」は立礼。

立礼卓。御園棚。水車柄の主茶碗、次客は京都粟田焼。棗は青楓。茶杓は水垂竿(みだれざお)。
花入れは魚籠の形、桂川籠花入、花はショウマ・トラノオ・ホタルブクロ・雨降り朝顔。

岸辺の風景。続き

鯛の絵柄、沖縄県壺屋焼の水差。個人的に好き。

岸辺の風景。続き

三つ鳥居の蓋置。釜の取っ手がさりげなく亀、可愛い。

茶道会館の茶筌塚。

振り返り:1席目は一樹会による「清滝川」@至誠軒。ここが個人的にはもっとも好みでした。黄蘭・萩とナデシコが瓦を使って活けてあり、さりげなく蟹(置物)が花器を支えるのに使ってあって。香合の裏側に茶籠と蓑笠が描いてあって。お軸は「喫茶去」・主菓子は鮎で、気取ってなくて。釜はアラレ釜。棚は尚歌棚(しょうかだな)という珍しい木と竹の棚でした。

4席目の華葉会「彼岸」@明々軒。

御軸は河口慧海直筆の般若心経。お花は沙羅双樹、大変良い枝振りのものが竹の手桶に。ここは、待合からして異国情緒あふれていて変わってました。待合の床の間には金剛座の御軸と菩提樹の葉(押し葉)があった。彼岸のテーマだそうで、向こう岸ってことでしょうか。

「彼岸」の御釜。チベット製の錫製の珍しい御釜。こちらの社中の私物だそうで。

こちらも立礼。水差しは青磁。
主菓子はハスの実と蓮根の甘納豆、埼玉の十万石のものでした。

「彼岸」の棗とお茶杓。棗は村上堆朱(むらかみついしゅ)牡丹紋。二つ節の茶杓「三千歳」。

建水は鉄鉢、托鉢をする鉢。蓋置は金属製の蝶モチーフ。
主茶碗は陶漆蒔絵の萩の柄。次客は奈良の赤膚焼。煙草入れの柄が南蛮人と象、やっぱり異国情緒。

5席目、絵馬席で友月会の「竹生島(ちくぶじま)」、行之行台子(ぎょうだいす)です。

棗は一本松の大棗、茶杓は「笹波」、水差しは京焼のトクサ(すごく固い草)柄、火箸は鶏頭で柄杓立ては備前焼だそうです。

舟形の煙草入れ、火入れが兔で可愛い。兔ももちろん竹生島に由来があるそうで。

掛け軸は「江月照松風吹」、笛型花器に山アジサイとリュウノヒゲが涼しく活けてあり、香合は琵琶の形。主菓子は琵琶湖銘菓「湖面にゆらゆらと」。

6席目:山茶屋の入り口、塵穴。

さて、振り返りの2席目、白珪会の「余呉の湖」@真の間について:
滋賀県長浜の天女伝説をモチーフにしているそうです。渚棚でした。御軸は「彩雲 五色開」。床の間の舟形花器にテッセンが活けてあり、茶杓入れが飾ってありました。銘は「天女」。主茶碗は水茎焼。四代蔵六のお話がありましたが次客のお茶碗だったか、ちょっと聞き損ねました。特に灰形をご覧くださいとのことでしたので拝見しましたが不勉強の私にはよく解りませんでした。

6席目:水交会「蓬莱山」の香合。中国の方位磁石だったものだそうで、良く見ると表面に方位が。

古い金属独特のあの金属臭がしました(好きな臭い)。香は白檀。

蓬莱山の御軸は富士山。花入れは竹で吊ってありました。

認得斎好みの三重棚、すごく大きいです。蓋置は荒磯。棗は銀張り。主菓子は宮城県の塩釜という落雁。

主茶碗は九谷焼、浅蔵五十吉の作品。次客は嵐山焼、割高台が珍しかったです。

煙草入れは越前塗、火入れは筒茶碗の転用で、網の中にカニやエビが。

他の方のお茶碗でしたが黒地に銀のガラスの茶碗が素敵で伺ったところ、中尾羊古という現代作家の作品だそうです。

3席目と4席目の間におしのぎを頂戴しました。

俵型のゆかりのおにぎりと胡瓜のお漬物が席に用意されていて、これにお吸い物かしらと噂していたら意外にもおそうめんでした。ただのおそうめんと侮るなかれ、ゆずの香りがさりげない、具もつゆも手間暇かけたものでした。

茶道会館は東京のど真ん中と思えないほどの広さですので、手元に地図があると判りよいかと思います。

ポテトパフと唐揚げ

子供ってフライドポテト好きよね~

やっぱりファストフードは出来るだけ避けたいので私が手作りするんだけど、これがすっごいメンドクサイ。こんなものばっかり食べさせて大丈夫?なんて思いつつ、美味しいって言われると嬉しいわけで…。

ワセシロと言うジャガイモが安かったので初めて使ってみた、新じゃがの割に男爵のような粉ふき感のある種類で、ポテトパフに最適。シュークリームの生地の要領で作ると軽~く仕上がって美味しい元祖ポテトパフになるけど、私個人の好みでラスポテト寄りのカリッとサクッとに仕上げます(こっちの方が簡単だし)。

塩茹でして皮をむいたジャガイモ350g程度に片栗粉と小麦粉を各大さじ3程度・卵1個・バター15gを加えてフォークの裏でマッシュマッシュ!(パルメザンチーズを入れると香ばしくなる)
生地を一度冷蔵庫で冷やして、2,3センチに手で丸めながら揚げ油に投入、きつね色になったらいただきます!カンタン!

こちらは揚げ油を1回で捨てるのが嫌なのでついでに作った鶏の唐揚げ。妹に大好評だった。

酒としょうゆとおろし生姜・ニンニクに1晩漬けておいた鶏を、溶き卵と小麦粉・片栗粉で作った衣をたっぷり付けて揚げるだけ。卵を使うのがポイントで、衣が万遍なく付いてお弁当屋さんみたいな唐揚げになる、冷めても美味しい。でも出来立てがやっぱ最高。

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