Celica Blog: Monthly: Nov, 2012

山王病院 2012 病院食

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病院食

舌平目のムニエル。クオリティ高かった・・・

前回の入院で食事の質の高さが気に入ったので、今回も食事は楽しみでした、相変わらず期待を裏切らない美味しい食事でした。

・食事は朝7時・昼12時・夜18時の1日3回提供される。

・一週間分のメニューが事前に知らされる(プリントしたものが配られる)。そして朝と昼は和洋のどちらか好きな方を事前にリクエスト。

・パンを頼むときちんと温かい物が提供される。必要ならトースターを貸出してくれる。

・お料理が熱々なのはもちろん、お皿も温かい。食器は陶器がメイン。洋食器はNoritakeかNarumi、和食器は深川製磁製品。

・味付けは辛め。薄味好みさんには少々塩分強すぎかな。

・食事以外で毎日15時におやつとお茶が出る。お茶はおやつに合った物が、和洋あって毎日違う。何が出るかはお楽しみ。

・食事メニューと別にルームサービスのオーダーメニューあり。一品料理・メインコース和食/洋食・刺身・デザート系、和牛・霧島産黒豚・伊勢海老・オマール海老など。茶碗蒸し600円、具だくさんで大変美味しかった。ビーフカレー1400円(病状によっては提供できない場合もある。通常の料理は前日17時前までに、刺身など物によっては2日前に予約が必要。)

・ベジタリアンメニューや宗教に合わせてコシャーなんかも対応してくれるらしい。

・中でもいちばん驚いたのは、魚と肉の時でカトラリーがきちんと区別されてたこと・・・

・今回も手術翌日がすき焼きの日だったので、食べ逃してしまった・・・。

・本当に充実した食事内容。絶対またここに入院したい。



一日目の夕食:鶏肉の治部煮・五目とろろ・黄菊とシメジの酢浸し・蓮根の金平・清汁

三日目の朝食。手術明けなので特別献立「おもゆ」です。通常の献立メインはスクランブルエッグor厚焼き玉子でした

三日目の昼食。手術明けなので特別献立「全粥」です。通常の献立メインは鯵のムニエルor鯵の焼き南蛮漬けでした

三日目のおやつ。オレンジゼリーとほうじ茶でした

三日目の夕食。手術明けなので特別献立「お粥」です。通常の献立メインはすき焼きでした

四日目の朝食。手術明けなので特別献立。通常の献立メインはフレンチトーストorはんぺんの煮ものでした

四日目の昼食。手術明けて初めての普通食:鶏肉の照り焼き・大根サラダ・南瓜の煮物・味噌汁

四日目のおやつ。

四日目の夕食:銀ムツの西京焼き・柿なます・里芋の含め煮・三つ葉のお浸し

五日目の朝食:焼き魚・キャベツの煮浸し・味噌汁・牛乳・フルーツ

五日目の昼食:舌平目のムニエル・トマトともやしのサラダ・アスパラソテー・コンソメスープ

五日目のおやつ。チョコカステラ

五日目の夕食:揚げ出し豆腐・鶏レバー煮・大学芋・桜海老と胡瓜の和え物・味噌汁

六日目の朝食:ハムエッグ・インゲンとキノコのソテー・ミルク・フルーツ・レモンティー

六日目の昼食:ハンバーグステーキ・グリーンサラダ・ブランマンジェ・コンソメスープ

六日目のおやつ。

六日目の夕食:サバのカレーあんかけ・ほうれん草のクルミ和え・南瓜のいとこ煮・白菜とえのきと菊花のお浸し・味噌汁

七日目の朝食:卵焼き・青梗菜の煮浸し・味噌汁・牛乳・フルーツ

七日目の昼食:キスのゆかり焼き・人参とセロリのサラダ・ズッキーニとキャベツのスープ煮・清汁

七日目のおやつ。

七日目の夕食:豚肉と里芋の炒め煮・ぜんまい煮・たこのなます・カリフラワーの吉野煮・味噌汁

八日目の朝食:いり卵・シラスとほうれん草のお浸し・味噌汁・牛乳・フルーツ

八日目の昼食:蒸し鶏のきのこあんかけ・ジャガイモと蟹のサラダ・茄子とピーマンのみそ炒め・清汁

八日目のおやつ。

八日目の夕食:サンマの塩焼き・煮豆・筑前煮・小松菜の梅和え・味噌汁

前回の入院時と同様に追加注文した茶碗蒸し

九日目の朝食:ボイルソーセージ・ジャーマンポテト・レモンティー・ミルク・フルーツ

九日目の昼食。これが山王病院で最後のご飯です。正直さびしい!:豚肉のバーベキューソース・キノコと野菜のサラダ・オクラのクリーム煮・コンソメスープ

病室編

山王病院 2012 帝王切開術

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帝王切開術

入院初日の夜は緊張で眠れない場合、睡眠導入剤をもらえます。ベンザリン

帝王切開になった経緯。
1人目が28週あたり?の健診まで常に骨盤位(逆子)だったので担当医から「このままだと帝王切開かも」とは言われていました。山王病院では初産で逆子は有無を言わさず帝王切開になるのです。その後一向に回転することなく34週になった時に手術の日程(38週目あたりで医者と私の都合をすり合わせ)を予約しました。そして、1人目が帝王切開だと以後の出産は必然的に帝王切開になるのです。

予定帝王切開での入院日数。
順調にいけば手術前日の入院からトータル9日間を病院で過ごすことになります。 私は入退院日の送迎の人員確保と、産後のお見舞い(義母やその他の親戚たち)の日程組みを考えて、たとえば「木曜日入院で金曜日出産・親戚たちは土日に来てもらって、金曜日に退院」とかにしました。

帝王切開の流れ

・手術予定日の前日から入院します。

・手術が昼ごろ予定の場合、前日24時から禁飲食が始まって、それから30時間程度は飲まず食わずになります。(2010年は前日21時から禁飲食だったから、少し負担減)

・手術前日に看護師に剃毛してもらいます。麻酔医からの麻酔の説明・同意書もこの日にあります。

(麻酔は硬膜外麻酔・脊椎麻酔と、局所麻酔です。)

手術当日の朝から準備

準備その1・加圧ストッキングを着用します。前日に足の太さを測ります。

準備その2・手術着に着替えておきます。アクセサリー類は全部外して、髪の毛は束ねておきます。ネイルしていないかは前日からしつこくチェックされます。

準備その3・点滴は術後2日目まで電解・抗生物質など?入れ代わり立ち代わりになるので針がテープで固定されます。通常は利き腕と反対の内肘。

準備その4・栄養剤(電解)の点滴が開始されます。

・朝、担当医の最後のエコーによる診断があります。

・付き添いの家族は朝10時半ごろから病室に来ていれば大丈夫です。

・部屋にストレッチャーが来るので自分で乗り込みます、地下1階の手術室までガラガラ運ばれます。これから2日間ほど横になりっぱなしです。付き添い家族はストレッチャーの横を歩いてついてきます。

・手術室手前で付き添いといったんお別れです、立ち会いの場合も麻酔の処置が終わるまではここでいったん待っててもらいます。

・別のベッドに移動して頭にシャワーキャップみたいのをかぶせられます。

・さらに移動して手術室の中に運ばれます。クラシック音楽と白くて眩しい清潔な壁や天井が印象的です。手術用のライトがすごい近未来的、ちなみにライトに反射して切開中の自分のお腹が見える・・・なんてことはありません。

・背中からカテーテルの麻酔(硬膜外麻酔という局部麻酔)、導尿カテーテル(術後動けないのでおしっこはこの管から袋に溜める)が始まり、麻酔は術後2日目まで、導尿カテーテルは手術翌朝まで入れっぱなしです。背中からカテーテルの前に2本局部麻酔の注射するけど大した痛みじゃありませんでした。注射の時、背骨の隙間を開けるために右向きになって大きなお腹で背中を丸める方がつらかった。

・右腕に血圧計、指先に心拍計が付けられます、血圧計は3分ほどの間隔で自動的に作動します。

・麻酔が効いたら手術開始です。麻酔はだいたい胸から下なので意識はハッキリしているし声も出せます。麻酔の効き具合は太ももなどに冷たいコットンをあてて「冷たいですか?」「これは?」「10のうち幾つぐらい冷たいですか?」などのやり取りで確認されます。目の前にはノレン的な仕切りがされて局部は見えません。1回目の帝王切開では麻酔が効きすぎて吐き気+呼吸が苦しくなったので看護師と麻酔医にその旨を伝えました。良くあることのようです。それを踏まえてか2回目のときは吐き気の無い程度の麻酔にセーブされた模様。

・立ち会い出産希望したので、ここで夫が登場します。割烹着的な衛生服を着て私の左肩のあたりにスタンバイ。手を握って座ったところで執刀医が「では始めますね。すぐに出てきますから見逃さないでね」的なことを言って始まります。

・しばらくは感覚ありません、どうやら開腹しているらしいです。開腹は、へその下15センチ辺りを「横に」12センチほど切ります。普段は陰毛に隠れている辺りです。看護師がたまに手を握ってくれるのがすごく安心できて有り難かったです。2回目の手術も同じ執刀医だったからか、前回の傷とまったく同じ場所を切開したので傷が大きくなったり増えたりということは皆無でした。

・医師の「押されるような感じがしますよー」という合図とともに、お腹の上からぎゅうぎゅう(実際には何をされているのか解らない)すごい力で押されて気持ち悪かったです。

・開腹してから5分ぐらいかな?とにかく結構すぐです、赤ちゃんの泣き声が聞こえて医者が仕切り越しにちらっと赤ちゃんを掲げて見せてくれました。

・赤ちゃんの顔の血とか拭き取って今回は助産師が気を利かせてこちらまで持ってきて触らせてくれました。「ちゅ」と言って顔に近づけてくれました。

・ここからは2度目でも長かった・・・縫合です。前回同様、縫合だけで30分ぐらい要しました。前回は麻酔が効きすぎて縫合中も吐き気がひどくて、今回は麻酔が効いてなさすぎて縫合が痛くて痛くて「痛~い!」と大きな声で訴えてしまいました。麻酔医が「どこが痛いですか?」ってお腹に決まってんだろう~!この瞬間はもう二度と子供は産まない!!って思ってました(今はもう痛みなんてすっかり忘れたからもう一人ぐらい子供欲しいかもと思ってます。←ばか)

・赤ちゃんはこの後、プラスチックのケースに入れられて外で待っている家族に披露されて小児科の診察や計測などのためにひっこんだ模様です。

・手術全体(手術室に入ってから出るまでの時間)はおよそ1時間でした。赤ちゃんが出てくるまでが20分ほどだったからその後処理がこんなに長いなんてと思いました。

・やっぱり山場は赤ちゃんを取り出すときのお腹を押すような感覚と、縫合です。これだけ乗り切れば手術は終わります。

・縫合も済んで、何かネットに入った物を胸の上で組んだ手に握らされて、またストレッチャーで部屋に戻ります。後々判ったことにこのネットに入った物は背中のカテーテルとつながっている麻酔でした。

・前回は部屋に戻ってしばらく(30分ほど)すると赤ちゃんがベッドに入ってガラゴロと運ばれてきた。術後に小児科医の診察などがあるのでしばらく時間が開きます。今回は2時間ほどしてから運ばれてきました。家族は抱っことか写真、私は起き上がれないので横目で見ただけ。

・私はこのあと寝入ってしまいました。

・縫合中に麻酔を足したせいか、足が痺れて自分の意志で動かすことが出来ず夜中につらくて何度も起きてしまって、しかし頭はぼんやりしてるので少しパニック状態でした。それでも手術の疲れからか翌朝まで赤ちゃんの世話を一切せずに約17時間寝た計算・・・。

・翌日は背中からの麻酔が効いているので傷の痛みはさほど感じず、背中の麻酔を外す2日目以降が傷の痛みとの戦いです。

・痛みがあったら我慢せず座薬の痛み止めを頼みましょう。飲み薬とは効きが全然違います。これさえあればあと2日もすれば本当に楽になります。頑張って。

山王病院 2012 病室

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病室の様子

窓からの眺め。東京タワーが綺麗です

1回目の入院時と同じくDの部屋を選択。2012年現在の差額ベッド代は1日39900円。希望は30週目あたりで出していたけど、空きがなかったためEの部屋で1日過ごしました。差額ベッド代1日32000円ぐらい。EタイプとDタイプの部屋のファシリティ大差なしです。 ただ、Eには「キッチン」と呼ばれる水場スペースが無くて部屋の奥行きが無くてごろ寝が出来るソファが無くて窓が道路に面しているから少々音が気になる・・・(総合すると遜色ありすぎか)でした。



・4階からが入院施設になっていて、入院患者とその家族・親戚以外は立ち入れない。親戚でも子供は入れない。子供で入って良いのは入院患者本人の子供だけだそうです。←今回は友人も血縁でない子供もお見舞い可能になっていました。インフルなどの流行によって対応が変わるようです。

・部屋のタイプは大きく分けて5タイプ。A~Eで広さと施設が少しずつ違う。差額室料も。実質Bの部屋は今は稼働していないらしい。30週までに希望を出しておく。D以上の部屋だと夫が宿泊することも可能(ソファベッド備え付)あと、LDRも空いてれば希望できるらしい。

・LDR=出産のために入院する個室とは別に、出産(陣痛以降娩出まで)を過ごす分娩室と個室が1つになった部屋。分娩室とは違って個室の雰囲気(テレビなどがあり、家族は普通に出入りできる)で出産が出来るとあって人気があるらしいです。通常1泊2日程度過ごすらしいです。

・すべての部屋が個室。バス・トイレも室内にある。給湯・テレビ・冷蔵庫・インターネット接続・DVDプレーヤー・ダイニングテーブルチェアなど

・使い捨てのスリッパが備え付いてた。

・出産前の健診・出産後の健診・沐浴説明+実習・退院前の健診以外は部屋から出ずに過ごせる。他人とエンカウントする確率はかなり低い。



Eタイプの部屋のベッド:介護用?電動式(手術後これがかなり助かった)

Eタイプのバス・トイレ:どうでもいいけどトイレットペーパーがうちより柔らかいエリエールだった

Eタイプのデスク・チェア・タンス・テレビ

Dタイプのバス・トイレ。Eタイプと大差なし

Dタイプのテーブル&チェアとソファ

Dタイプの部屋

Dタイプの壁にかかった絵。前回と同じ部屋。

Dタイプの大きな窓:ちょうど大きなバルコニーに面してた

Dタイプのテレビ・チェストと冷凍庫付き冷蔵庫。

Dタイプのベッド周辺。ベッドサイドにも収納。

Dタイプの窓からバルコニー

夜の眺め:東京タワーと月

Dタイプの部屋の入り口から。

偶然にも2010年と同じ421号室の部屋に当たったので2010年山王病院病室編も参照してください

山王病院あれこれ編

山王病院 2012 その他

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入院中のその他

沐浴実習用のお人形。産後3日目にお人形さんを使った沐浴実習がありました。実際の赤ちゃんの沐浴は4日目以降に行います。

山王病院の素敵なところ

・看護師たちは可愛い人が多い。そしてみなさん親切丁寧。←これは前回も書いた。今回2度目だからこそ気づいたことは、前回もお目にかかった=2年以上ここで続いてる看護師さんは性格も腕も良い! 大差無いと思われるかもしれませんが採血・点滴が多いので腕は大事です。

・病院食が美味しい。別ページに書いてある通り。

・以前は細かいものを言えばもらえたけど、今回からは?7階の売店で買ってくださいと言われてしまった、ちょっと残念です。
 1.乳首が擦り切れて痛かったときにもらった「ピュアレーン」・・・実はもらったのではなく「持ってきてくれた」だけで代金は請求書に載ってました、当然ちゃ当然だけど、お金を取るならそう言ってほしい。処方薬じゃないんだから。
 2.前回はいくつもいただいた使い捨て母乳パット「フィットアップ」、今回は7階の売店で売ってますとのことでいただけず。でも売店では小さいサイズしか販売してない。母乳でいくつもりの人は入院準備品に母乳パットも書き加えた方が無難です。
 3.森永の粉ミルク「はぐくみ」*2とアレルギー用ミルク「E赤ちゃん」をくれました(森永の人が部屋に来て作り方の説明してくれます)。
 4.退院時に予備のおむつをいただけます、帰路の分として。ちなみに山王病院で使用してるおむつはパンパース新生児サイズでした。

・退院してから1ヶ月健診までの間は育児に関することなら何でも24時間病棟ナースに電話で質問・相談することが出来ます。

・入院中に退院してからの生活をシミュレーションして、疑問があれば看護師や助産師にバンバン聞いて不安材料を無くしておきましょう!主観では赤ちゃんの皮膚(湿疹)と便秘の相談は避けて通れないと思います。

・帝王切開なのに今回は夫の立ち会い出産を希望してみました。詳細は下の方に↓。

・「ドライテクニック」を導入していて生後4日目まで沐浴は行わない方針、4日目以降に沐浴を兼ねた看護師とマンツーマンの講習があります。この講習は撮影可なので、誰かに来てもらって自分が指導を受けながら赤ちゃんを沐浴させる様子を撮影してもらうと忘れたときに見返せるし記念にもなります。

帝王切開のメリット

入院する日・出産する日・時間が事前に解っていたのは便利だった。立ち会い希望だったので夫も休暇を取りやすかったし。 二人目出産だとさらに事前に計画が立てられるのはありがたかった。上の子をいつどこに預けるか・シッター・ファミサポの予約・・・など。 前回は術後の痛みがひどかったのでデメリットの方が多いなぁと思ったものの、今回は痛みも少なくて、段取りが完璧に踏めたので満足。せっかちな私は特に帝王切開が向いてる人なんだと思う。

あと、これは個人差あるけど・・・ 普通分娩のある人の話では「産後へその下の肉?皮?がたるんでガードルやベルトで絞めないとそのまま醜い腹になる」とのことですが、臨月でお腹が下がる前に取り出してしまう予定帝王切開ではへその下はたるみません。私は胸とへその間の皮膚はたるみましたがへその下の皮膚は2人産んでもかなり薄くてぺたんこです。 そして臨月でお腹が下がってきてから妊娠線がビシビシお腹の中央付近に出た人も居ます、私は妊娠線は全くありません。 元々太っている人は皮膚がたるみやすくて戻らない+妊娠線が出易いとのことなので元の体型が重要と言えばそれまでかもしれませんが。

・手術翌日。割と元気。

帝王切開の噂話

・帝王切開後の妊娠は1年以上をあけて・・・などと母親学級などでの指導にありますが、私は担当医にこれに関しては特に気にする必要なしと言われました。一般論を頭から丸のみにせず、掛かりつけ医に自分の身体の状態を確認した方が良いようです。
(逆に2人目3人目が欲しいなら40代になる前にと言われました。ちなみに山王病院では40代の初産は帝王切開をすすめる傾向があるようです)

・3人以上のお産は無理・・・これは本当で、私の担当医は4人目はあきらめてもらった方が良いと言っていました。まぁそんなに欲張らないつもりですが可能ならたくさん欲しいのにな、と少し残念です。

帝王切開ってどのぐらい痛い?

【1人目のお産のケース】
術後2日目、母子同室が始まってからがつらかった。ちょうど時を同じくして背中から入れていたカテーテルの麻酔が取り外されるので、姿勢を変えるだけでも傷が痛い。何するのも痛い。 でも(母乳の場合)赤ちゃんが泣いたら自分で立ち上がって赤ちゃんを抱き上げてベッドに戻って授乳の体勢を取って左右の授乳して、抱いたまま立ち上がってベッドに戻すって作業を1人でその痛みの中でやらなきゃいけない。(ミルクの場合:室内に調乳用の電気ポットと調乳セットがあるので、歩いて行って調乳して赤ちゃんを抱き上げて・・・という作業になる)
昼間はできるだけ実母とかに手伝いに来てもらった方が良いです。(自分は電動ベッドで背中を起こして授乳枕をセッティングした所に、誰かに赤ちゃんを置いてもらえれば、ホントすごく助かると思う) 看護師いちいち呼ぶわけにいかないし。私の場合は自分のベッドに赤ちゃんも寝かせてほとんど添い乳状態になってました、この痛みのなか赤ちゃんを抱いて立ち上がるのは怖くて無理だった。

術後の痛みは、2,3日は痛み止めの飲み薬では手ぬるくて座薬が必要なほど。初めの1週間は満足に歩けない、寝返りも打てないほど。術後2週間はクシャミ出来ないほど。術後に看護師が一日数回巡回に来て腹部を押して子宮の戻り具合を見るが、これがたまらなく痛かった。だから入院中はずっと激痛と言っても間違いじゃないので、気を遣わなきゃいけない系の(義母とか)来訪は出来るだけ避ける方向が吉かと。

【2人目のお産のケース】
術中の麻酔があまり効かず、後半は「痛い!」と連呼したため後から麻酔を増量されたのだと思う。術後に全身がだるくて朦朧としてしまい、病室に戻ってからも、一言二言、夫と話をしたらしいがほとんど眠っていて意識がはっきりしたのは翌日だった。つまり翌日まで赤ちゃんに授乳せず。抱っこもせず。だから痛みも感じず。(ただしこれは2人目だからというのではなく、単に私が前回術中の麻酔で吐き気がひどくてそれを事前に麻酔医に伝えたため、麻酔医がギリギリの量に調節したせいでしょう、たぶん。でもそれでは足りなかった、と。吐き気なんか恐れずにガンガン効かせちゃってもらえば良かったな、今思えば。)
麻酔のせいで右足が動かなくなってしまい、本来術後2日目に外すはずの背中のカテーテル麻酔を手術翌日早くも外してもらうも感覚が戻らず歩行も出来ず、子供の面倒を見るのは無理。 やっと足の感覚が戻ったら今度は傷が痛み出して痛み止めポンタールを限界の量まで飲む、そのせいかひどい下痢に・・・。痛みがひどいから痛み止めの座薬を入れてもらっても下痢だからつらかった。 術後の体調がそんなこんなで思わしくなかったため、子供は新生児室でミルクを与えたり面倒を見てもらい、私は自分の身体が良くなるまでゆっくり寝かせてもらった。

このあたりに関して山王病院の看護師たちは「体調悪くても無理して痛みに耐えて授乳してこそ母親」みたいな信仰を持っていないのでこちらの体調をすごく気にかけてくれて嬉しかった。

赤ちゃんはこの透明ベビーベッドでガラゴロと部屋に運ばれてきます

【2人お産してみて】
とにかくお腹を切って縫うのだから術後は痛いです、普通分娩時の陣痛を経験しない代わりと思えば納得も行きますが、とにかく歩くのと、トイレがつらいです。出産前からお通じに良い食事を心がけておきましょう。 麻酔が切れてから1週間程度はすごく痛いです。術後1年経ってもなんとなく傷の痛みを感じる日もあります、雨の日とか。あと、未だに傷付近に何かが触るのは痛いような恐怖心があります。 でも、痛みは軽めの人もいるし、はっきり言ってすぐに喉元を過ぎます、忘れます。今日より明日、とどんどん楽になります。じゃなきゃ帝王切開になるの解ってて2人も産んでません。
傷跡は術後3ヶ月も経つと当初の12センチぐらいから8,9センチ程度までになり、みみず腫れも治まってきます。毛が生えてくるとビキニラインの中に埋もれてしまい、温泉に行っても他人に気付かれることはまずないかな、という感じになります。でも下着のゴムが直接当たるなどは違和感があって無理です。

あまり親しくない人で幸いでしたが、帝王切開に全く理解の無い人に言われた言葉が不愉快でした。これが身近な人だとかなりキツイと思います。 いちばん大事なのは赤ちゃんと母親が健康であることだけ、ということを産む人自身が理解することで不愉快さを軽減できます。お産の方法を素人が議論しても意味がないし、医学的に全く根拠のない精神論はにっこり笑って聞き流しましょう。

山王病院には例の新生児室が無い

・ドラマとかで良く見る「新生児室」=ガラス越しに赤ちゃんがいっぱい並んでる例の部屋は無い。

これは2010年と変わっていないので2010年山王病院その他編を参照してください

母乳の相談

帝王切開でも産後すぐ母乳出ました。私は2回の出産ともに母乳に関するトラブルが無く、食事も(肉もケーキもコーヒーもお菓子も)普段通り食べていたので参考になる話は一切出来ません。元々楽天家なのと、無駄に予備知識仕入れることで自分の首を絞めなかったのが良かったんだと思ってます。

これも2010年と変わっていないので2010年山王病院その他編を参照してください

入院準備


持ち物なんかに気を取られがちですが、意外と便秘対策の青汁を入院前1週間程度続けておいたのは良かったです。

あとは2010年と変わっていないので2010年山王病院その他編を参照してください

立ち会い出産

お腹を切ってるところが見えちゃうんじゃないの??と前回は拒否った立ち会い。前回の経験で、見えないということがはっきり解ったので希望しました。
立ち会い料金として21,000円かかることにちょっと驚きつつ簡潔にざっとまとめると・・・

私が手術室にガラゴロと運ばれた後、夫は更衣室で割烹着的な清潔な上着をすっぽり着るように指示される。私の麻酔が効いたところで手術室に入るのでそれまで待機。麻酔などに要する時間は20分程度でしょうか。
お腹を切る直前に夫が案内されて来て、私の左肩あたりにスタンバイし左手を握ったところで執刀医が「じゃ、もうすぐに産まれますからね」って手術開始。本当にそれから5分ほどで赤ちゃんが取り出される。 私の胸元に目隠しがあって、お腹のあたりで何が行われているかは私にも、夫にも見えない。夫は180センチあるけど見えなかったんだから本当に見えないんだと思う。グロいことはとりあえず何もなし。 医者が赤ちゃんを少し持ち上げて目隠しの上から見せてくれた。縫合が終わるまで夫は手を握って「頑張れ、もうすぐ終わるよ」などと声をかけてくれた。

ちなみに撮影機材などの持ち込みは厳禁・医師や看護師の指示に従わない場合は退出してもらうとかそんな感じです。
衛生観念うるさい割に、夫は結婚指輪したままでした。
私は立ち会い無し(@1回目)も全く問題なかったが、立ち会いも良い経験でしたね。陣痛無いのだから立ち会いなんて必要ないだろと思われるかもしれませんがまぁ外科手術で腹切って内臓切って…な訳ですから緊張や不安な気持ちを和らげる存在としてはアリだと思います。

出産費用

今回も費用は100万超え。医療行為なんで個人差ありすぎて内訳は意味がないと思うから書かないけど。42万ぐらいお国から補助があるのを差し引いて100万切るぐらいかな?あくまで私が居た個室で、私が受けた帝王切開で。 普通分娩・無痛・LDR・個室のタイプなどでまた変わってくるのでわかりません。とりあえず150万用意したら大丈夫じゃないかなと思います。

あとは2010年山王病院その他編を参照してください

山王病院

NICUがありません。
=施設が充実してない!と思いますか?これは個人的な質問に助産師が答えてくれて納得&安心したので書きます。
NICUが無いということはつまり「健診時エコーで胎児にトラブルが見つかった場合この病院では対応できない→転院」ということで、つまり山王病院で出産の予約が取れた段階ですでに胎児には問題無いという意味なんです。いまはかなり初期の段階で四肢に異常があれば必ず見つかりますし、後期までには胎児の内臓レベルの疾患もほとんど完全に把握できているんだそうです。「産まれたら実は」ということはほぼアリエナイんだそうです。

病院内

婦人科の入院は4階病棟。7階には一般の人も利用できるレストラン・喫茶室、小さな売店があります。

7階売店。飲み物・軽食はもちろん、ベビードレスや授乳枕、その他普通の入院用品・雑誌などが売っている。

7階レストラン。日曜日は休み。

帝王切開編

いちご大福

茅場町田川堂(左)と八丁堀・新川二丁目翠江堂(右)のいちご大福です。

食べ比べしよう!って友達が手土産に持ってきてくれました。 田川の方が塩っ気が強くてお餅っぽくて「イチゴと大福」って感じ。 翠江堂の方が甘みの強いイチゴ使っててあっさりと食べられる感じでした。どっちも美味しかったーごちそう様。

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