Celica Blog: Tag: 着物

お茶のお稽古

本日のお稽古は徒然棚(業平棚)を使って薄茶。
この棚はひし形なので、同じくひし形のお餅を飾る上巳の節句:ひな祭りのころに使われることが多いのだそうな。

着物は明るい紅緋色の江戸小紋袷。
温かくなってきたので、明るすぎる色もまぁ許されるかな?お稽古だし。
青海波の柄がぼかしに入ってる、普段着の小紋。
帯合わせ:ベージュに銀糸で松竹梅と橘の柄行の名古屋帯。おめでたい柄の名古屋でいまいち実用性に欠ける帯。
宝宝のチョイス。

この帯はアンティークだから若干短いのだけど、私は痩せているから大丈夫とタカをくくっていたらむやみにタレが長くなってしまった。
バランスが難しい…、また衣紋が抜けてないし。後姿が今後の課題だな。

これに濃紺色の羽織を合わせて出掛ける予定。草履はウレタンの白系、日常履き。

お茶のお稽古

今日はすこ~しだけ春らしい色合いの江戸小紋。

淡黄色地に流水と鴛鴦柄の名古屋帯でオーソドックスにまとめてみました

鏡で自分撮りすると左前になって心地よくないので画像を反転させてみた
これだと違和感無い、ね。

この着方は衣紋が抜けてなさすぎるとのことで、お茶の先輩から「えもん抜き」を縫い付けておくようにアドバイスもらった。
アンティーク系のお着物を粋に着てらっしゃる方からは、腰ひもを直に15cmほど縫い付けてしまうと綺麗に丸みを帯びて抜けるとのアドバイス。なるほど~

他の部分はダメ出し無しで、皆さんから褒めていただいて、豚もおだてりゃ…

羽織を出すには子供部屋を通過せねばならず、断念。手順が悪かった。なのでまだちょっと肌寒いのにショールだけの出で立ちで出かけた。
ミンクのショール。こちらも譲ってもらった古い物。手触りがすごく良いの。

お茶のお稽古

先日染の小路で買い求めた利休下駄。

連れて行ってくれたOさんのお蔭で特別価格にしていただいて、鎌倉彫のこんな素敵な
下駄が破格で手に入った。経年品ですけど新古品だったし。
しかし経年劣化で鼻緒の合皮がはがれて来ていたので、すぐに紹介していただいた草履職人さん
にお直しをしていただいた。Oさんのお好み印傳の紗綾型をチョイス。
素敵な仕上がりでしょう??早く履きたいわ~
まともな草履を買わなくちゃいけないのに下駄ばかり買ってしまう…

2月と言えば大炉。
お稽古に行った時の江戸小紋の装い。薄紅梅色の地に胡麻模様、付け下げ。葡萄色の半巾帯を文庫にした。失敗のない帯合わせで多用気味。
薄紅梅色が寒すぎるので3月からは紅緋色の江戸小紋に衣替え予定。

さて、一年振りの逆勝手は頭からすっかり抜けてしまっててもうそれこそ右も左もわからない状態。
お稽古できるのはほんの数回だから他の方のお点前中も貪欲に見学にいそしんじゃった
これがまた気付けば風炉になって茶箱・洗い茶巾や葉蓋があって夏が過ぎたら炉開きで、
あ、お濃茶もあった…
果てしなく遠い…

本塩沢

染の小路から一夜明けて、ちょうど頼んでおいた着物が自宅に届いた
(ヤマト運輸に着物専用の梱包があることに驚いた)

白系の本塩沢の袷の着物。
何でも合ってしまうので、帯合わせどうするかセンスが問われる。
着物は何だって帯合わせどうするかがまず最大の難所だけど。
無難に紫系の絞りが鉄板。今の歳なら八掛に合わせて桃色系でもまだいけるかな?
しかし、冒険して強い赤の博多献上帯。どうでしょう??これで草履も赤にしてみたら。

染の小路

お誘いをいただいて、染の小路2014に行ってきた

大江戸線中井駅から川沿いに並んだ日本家屋の染物屋さんや古着屋さん、大き目の展示場もあり、今までにない経験。

連れて行ってくださった方のご紹介で(本来なら私なんかご一緒出来ないような偉い人だからね)
「特別価格」で欲しかった利休下駄が手に入って嬉しかった!

さすがに専門家の集まる「染の小路」だからおかしな着物で行くのは恥ずかしい、でも
自分で選ぶ自信は無いので困ったときの江戸小紋。こればっかり着てる。
プレーンな半襟、同系色の化繊の半巾帯、羽織着てればバレないのを良い事に文庫で、要らないのにパッと見重視で帯締めと帯揚げもしちゃった。
これだと20分で着れるんだよね~お太鼓離れが進んじゃうわ。
唯一の失敗、何度も草履を脱ぐ機会があるのを知らずに礼装用を履いてっちゃった…
早くオールマイティーな歩きやすい草履買わなきゃ(引っ越しで2足行方不明なの)。
嬉しかったのは着物も羽織も古い物なのに皆さんに褒めていただいたこと。
やっぱりここでもマジョリカ風や大正ロマン風の着こなしの方が半分ぐらい居て、私は「お直しおばさん」より彼らの方が怖いイメージがあったのに、さすがリベラル派というか型に嵌ってなくて(時々なさ過ぎて)思いもよらぬ着眼点で褒めてくれる。

この後、連れてってくれた人の紹介で江戸小紋の工房へ(普通なら入れない所よ)。
お茶をご馳走になりながら江戸小紋のあれこれを伺う貴重な体験までさせていただいた。
江戸小紋の絵柄一覧をお土産にいただいた。それによると、今日の私の江戸小紋は鍋島家の胡麻柄とのこと。興味深いね。

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