Celica Blog: Tag: 着物

西陣御召

お茶のお稽古に、西陣御召の単衣を着た。

濃紺、闇夜のような色の地に銀糸で花唐草。

帯合わせに塩瀬。乳白色か象牙色、とにかくオフホワイト地に蘭の花の模様。
さりげなく着物と帯にピンク色が入っているので、帯揚はパープル系をコーディネート、帯締めは濃い紫にした。

前回、髪をアップにするのに時間がかかった挙句スプレーで固めたのが気に入らなくて一日ブルーだったので、
今日は一切時間を掛けず、100均のネット付きバレッタで一回まとめただけ。そしたらこれがホント楽だし綺麗なの。

天候で洋装を選ばれる生徒さんたちの中、今日は私が唯一の着物だったせいで皆さん褒め過ぎ…

でも、私が身に着けてる小物を「自分も欲しいので機会があったら買ってきて」って頼まれるとやっぱすごくうれし~まんざらでもない~
着物と帯はお古だけど、小物は全部自前だからさ~

しかしさすがカタモノ、足元のバサバサ感がすごいね、シャリ感が季節にはあってると思うんだけどさ。
楊柳の襦袢にしたけど単衣でもさすがに暑くなってきた。次回は薄物かな~?

綸子の訪問着

お琴の演奏会で着る訪問着と袋帯

自宅でお琴の練習をするために、本番さながらに着てみた。

着物でお琴の練習は今年まだ2回目…やっぱり袖が邪魔で左手が使いにくい。
そして暑い…膝の裏びっしょりになる…

先生と他の演者の皆さんと話し合っての上で袷なので、そこは突っ込みなしでね。
あと、我が社中のお琴の演奏会では紋付を着る人は不思議といらっしゃらないの。舞台だから?理由は知らないけど。
それから帯揚げも、お茶と違って割と大き目に見せてる。とにかく「個人の自由」が尊重されてる。ありがたや。

薄紫ボカシの綸子に植物の染付と日本刺繍で宝尽くし柄が入った、紋なしの割に格調高めの訪問着。
八掛の葡萄色に合わせて帯締めを濃い葡萄色と赤系のコンビにしてみた。
半襟は白の無地が好きなので、その代り伊達襟に金を使って華やかに。帯揚げは藤色に汕頭刺繍。
帯合わせは、この紫系のコーディネートのために用意した西陣織(ただしあまりの使い勝手の良さに多用しちゃってるけど)
金箔の地に薄ピンクと薄ブルーのボカシで角度によって色が変わる華紋・鳳凰柄。

十日町紬

十日町紬の単衣を着た

帯合わせ:手持ちの限られた単衣帯から枯茶色の竹柄をコーディネート。
帯はやはり地味な物ほど使い勝手がいいね、結局。
以前、森博多織という機屋さんで見かけた藍色の名古屋帯がめちゃくちゃ素敵で欲しかったんだけど、高価で手が出ず。あれならどんな紬もばっちり決まりそう。ちょうどこの週末セールやってるらしくて、近い人は良いな。

さて、はんなりしてますでしょうか?

この単衣、辛子色に近い黄みがかったような寂びた色合いがどうも鬱陶しい。9月向きかも。

帯揚はまたも流用の山吹がかった絽で、帯締めは補色の紫をチョイス。
かたものはシャリ感がきつくて足元がバサバサと男性的な捌きになってしまう。
涼しげで良いとは言われつつもやっぱり暑い物は暑い。7月からは浴衣を着ようかと画策。

単衣のお召しに蝶々柄の帯

5月後半に入って、今日は気温30℃位まで上がる予報。

いよいよ単衣の出番

初めて袖を通した、お召し。お召しって響きにあこがれてた。
原産や詳しいことは解らない、青山みともの物。小さい十の字が織り込まれたつるっとした生地だからたぶんお召しだろう、と思う。先生も同意なさってたし。

帯合わせ:まだ時期的に袷の帯なので、逆にどれでもいいから難しい…暑苦しくなったらイヤだし
手持ちの中に百合柄の昼夜帯があったので、合わせてみた。

引き抜きになっているのか、柄の出方がおかしくなっちゃった、大輪の百合と小さな蝶々柄の小粋な紫色の帯。
「半襟にでも」とたくさん絽のハギレを頂いたのでそれを縫い合わせて作った、黄色系の帯揚げと、先日手で組んだ濃い青色系の帯締め。
かなり玄人ぽいコーディネートになった?シンプルな着物はホント難易度高い。
皆さんから非常に評判が良くて却って恥ずかしい。柄の出方が難しいなら貝の口にした方が良かったかも、とのこと。はんなりってどういう意味?

藍型小紋とエジプト柄の帯

昨日の「5月の着物」で納得がいかなかったので、リトライ。

藍型の小紋にエジプト柄の紬の帯をコーディネート。

これは涼しげで5月後半でも良いんじゃないでしょうか。

この小紋、やっぱり単衣の雰囲気が合ってる。直してもらおうかなぁ…。

友達がこの間悉皆屋に染め直しに出して(染紋消したり寸直したり色々して)6万だったって。
見事に綺麗なローズピンクに染上がってたよそりゃ。
着物のメンテって結構お金かかるんだなぁって思った。
これをお直しするのなら、紅型の単衣の着物が欲しいなぁと思ってしまう

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