オータムギンザ2014。 銀茶会でした。 今日の着物はアンティークの小紋。珊瑚色の縮緬地に白で大きな花柄が描かれた派手な着物 小紋、と言うよりこれも小振袖のような… 袖丈が長くてさらに袖の裏に赤いライナーが縫い付けてある凝りよう… でも、雰囲気が有ってとっても素敵だったので着たかったんだ。
帯合わせ、この大柄小紋だと比較的何でも合うので簡単。 出番待ちだった大輪の菊の帯。銀糸が使われていてなかなか優雅。 「娘っこ」な着物が黒い帯でグッと引き締まったかな?
古典的な菊の総柄。 付下げ訪問着、と言う種類、前身頃も後ろ身頃もすべて柄が上から下に一方方向になっているから。だそうな。 江戸小紋風の一律柄かと思いきや、実は裾に向かって菊が大きくなっていく面白い 柄。 確かに小紋よりも格上らしく、八掛にも手描きで菊が一輪描かれている、手の込みよう。 帯合わせ:着物が橙色で若向きな色なので、帯で少し落ち着きを、と象牙色の塩瀬をコーディネート。
帯揚げは薄黄色の絞りにしてみた、そしたら出てきちゃう~茶事向きではないわ。 この象牙色の塩瀬はオールマイティに使えるからこそ、いざ困った時の為に秘蔵しておきたい、そんな気持ち。
アンティークのお召し。 菊を散らした総柄なので10月の今が出番。 色味が意外と難しくて、合わせる帯に苦労した。 菊の一部に橙色が入っているので、帯合わせは 同じくアンティークの、格子模様に鳥柄の橙色の帯をコーディネート。
よく居る「アンティーク着物大好き!」な着物も帯も半襟も足袋も何もかも色柄! ってコーディネートが好きでないので、目立ちすぎないように「ただ美しい」着物姿を目指してみました。 あ、ちなみにこの着物、小振袖まで行かないものの、袖丈1尺6寸ぐらいあるの。 実は既婚女性が着るには長過ぎる感じ。 まあ背があるからバランスはおかしくないんだけど襦袢との兼ね合いがね… それでもすごく素敵っていつも着物をお召しの方に褒められたの~嬉しい~!有頂天
10月に入って、袷に移行、でもまだまだ暑いので爽やかさが欲しいな…と本能的に選んだ塩沢お召し。 着物と帯のコーディネートは着てみて合ったらそれで良いジャンともいえるけど 恐る恐る、渋い紫色の絞りの帯を合わせてみました。王道、だと思いますが、さて 如何でしょうか。
お召しは分類なんでしょうか。 シャリッとしてるのに、紬のようなバサバサ足さばきの気になることもなく、 長時間座っていても着崩れずでなかなか重宝だと思います。 あ、10月に入ったら菊柄を着ようと思ってたのに、忘れてたわ。 んなわけで、次回こそ菊柄に塩瀬です。
重陽の節句を過ぎたので、教科書通り単衣に移行。 今日は、練り色に十字絣の十日町紬。 帯合わせは麻のような化繊のような…黒系に、花束のようなススキのような刺繍。という非常にあいまいな出所不明の名古屋帯。 ススキと見立てて秋っぽい着こなし、に、なってるかな?
なかなか良いと思う。 これからあと3週間ほどの9月を、どう乗り切るかが課題。 秋草模様の単衣が1着と、これに合いそうな帯は紫系の秋草模様か、黒系の花模様。手持ちが少ない。増やす気もない。 早く菊さえ着とけばOK!な10月にならないかしら…。