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5月の着物

5月と言えばお茶では炉を閉じ、着物は袷から単衣の移行期。

正式には色々決まってるらしいが、私はどっちにするかその日の「気温」と「用事の種類」と
「手持ちの着物・帯」のバランスで組み合わせ考えるので、面倒くさい。
結局は手持ちが最重要なのに、どんな手持ちがあったか全部を把握してない。これは洋服でもそうだけど。

それで特に改まった用じゃない今日は、笹と流水柄の藍型の小紋
(こんなに爽やかなのに袷だから使い様がない)
帯合わせは、紬の笹か竹柄。どうでしょう。
コーディネート失敗かな。全体に暗い。後姿なんか踊りのお稽古に行ってた祖母にソックリだ。

やっぱり紅型・藍型小紋は単衣で軽やかに、博多帯や半巾帯を合わせるのが最上の着こなしな気がする。

お茶会の着物

いつもは訪問着や江戸小紋だった私も、今回初めて着物もカジュアル路線で行ってみた!

爽やかな水色の小紋。流水の地紋に紅型風の総柄友禅、皆さんにお褒めいただいたが実は年齢的にはギリギリ(かアウト)。
元は母の物だったので着丈が短い(理想より8センチほど)。裄も厳しい。
先輩のアドバイスで腹回りに2枚もタオルを巻いてずん胴化し、腰ひものずり上がりを防ぐことでおはしょりをある程度確保。
広襟仕立てなので少し広めに襟を取って裄の短さを(ほんの1センチほど)補った。
この辺はすごく痩せてるから出来ることらしい。

帯合わせは淡い黄緑色の塩瀬。まさに母の日目前の今日が出番のカーネーション柄。

汕頭刺繍の訪問着

今日はお茶会なのでちょっと派手目にコーディネートした。

丹後縮緬に汕頭刺繍の明るい桃色の訪問着と、帯合わせは西陣織で金箔の地に薄ピンクと薄ブルーのボカシで華紋が角度によって色が変わる、お気に入りの袋帯。

帯揚は薄いブルーの綸子、帯締めは平織り、表が薄若草色、裏が金糸使いの春らしい配色コーディネートにした。
帯締めはやっぱり頂き物。色違いで他にも3本ほど使い勝手の良い色ばかり有り難いこと。

さて、これからはお茶会が目白押しなので着物選びが難しい…単衣はカジュアルしか持ってないから袷で行っちゃう魂胆。
紋付の江戸小紋なら絶対間違いない、とは言え綸子や友禅の華やかさが捨てがたい自分。大寄せだからいっかな~。

若草色の鹿の子総絞り

お茶のお稽古に、総絞りを着てみた。先生は、そんな良い着物で来ないで良いのに~って仰るけど
死んだお祖母ちゃんの物だから良い物かどうか本当のところは良く解らない。

帯合わせに、これまたお下がりでもらった西陣織の袋帯。銀糸に色とりどりの花が春らしい。(でも良く見ると実はアチコチ箔が剥がれてしまってる)
銀糸で派手かと思いきや、緑系の着物にすごくなじんで、ぼんやりと霞がかった、主張しすぎない春らしいコーディネート。
今後もこの時期の定番になりそう。

後姿、やっぱり絞りは太って見えるね。

膨張色なのも手伝って後ろは特に、絞りが痩せた人向きと言われるのが如実にわかっちゃう、ぼてっとした姿。
春も後半になればもうちょっとパリッと見えるようにオレンジや青系の帯にすると良いかも…?
着物の種類としては1枚は持っていたい絞りのお着物。もし自分で買うなら江戸紫系とかが長く着られて良さそうかな。

組紐 その2

組紐の講座に行ってきた。

前回同様、丸台で八つ組。濃い青系のグラデーションで帯締めを作ったよ。
2時間近くかかった。爽やかで良い感じでしょ?

←白系の名古屋帯に合わせて。今度こそ、自分で使うんだ~

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