Celica Blog: Monthly: Dec, 2010

フランス料理

フランス料理を食べに、RESTAURANT HASHIMOTOに行ってきました

近隣の40代以上の奥様方が優雅なランチに来てて半分ぐらい席が埋まってた。時々お店の前に大量のママチャリが並んでいるのを見るので多分PTA御用達なんだろうな。
ランチは4種類。前菜なしのライトなメニューA(本日のポタージュ・主菜・デザート)1800円ぐらいから、前菜と更に魚料理まで付いたメニューDまで。で、前菜も主菜もそれぞれ6,7種類から好みの物を選べる、物によっては+数百円~の別料金が発生する。

これは私の前菜、盛り合わせ。肉系2種類、魚系2種類+ベーコンのキッシュとニンジンのマリネ。お得感たっぷり。以下ちょっと感想などを書いてみるけど、原材料なんかは私が味わって感じ取った限りの想像で書いてるから勘違いあったらゴメンなさいね

肉系:ハムのムースは可愛いピンク色でしっとりなめらか・パテは肉肉してて多少弾力があって歯応えもひとつひとつ違っていて楽しく食べた。キッシュはジャガイモのクリームが添えてあった、私が昨日作った離乳食のジャガイモのクリームとは大違い(当たり前)
魚系:鯛とクスクスはサッパリしてて果物のような香り。海老・つぶ貝・ホタテのタルタル?はケッパーとネギが一緒に叩いてあるのかな、いくらでも食べられそうだった。

夫の前菜、フォアグラとリゾット トリュフソース。

フォアグラは、フランス料理で一番食べてきた食材と思う、ハシモトのは今まで食べた中でトップクラスに美味しい・・・カリカリの表面といい、バルサミコ酢のソースは香ばしくて脂っこさを軽減してくれる。なによりあの量のフォアグラを残さず食べられるほど食べ易く仕上げてるのがスゴイ、今までは大抵半分ほどで飽きてしまっていたので。
それでも、少食な私たち夫婦はこの満足度の高い前菜ですでに腹八分目・・・。付け合わせの小さな丸いパンがこれまた美味しくて・・・うっかりソースをつけてパクパク止まらなかった。

正直メニューを見た時は「ニンジンかぁ~・・・」てな軽い気持ちだった。

来たのは予想を裏切る黄色のスープ、クリーミーでニンジン臭さは全く無くて、メニューを見ていなければ何から作られているか判らなかっただろうな。これまた今後離乳食でニンジンのすりおろしを作る時の参考には全くならなかった。

私の主菜、仔鴨のイチジクソース。

う~ん、ちょっと火が通り過ぎでした。残念。香ばしさを追求したんだとしたら深追いし過ぎた感じ。ハッキリ言えば焦げ臭くてお肉の香りが判らなくなってました。今までが良かっただけに・・・。

夫の主菜、子羊のローズマリー風味。

個人的にローズマリーが苦手なのは引き算して、お肉の柔らかさと臭みの無さが素敵だった。羊が苦手な人でもこれなら、と思える一皿でした。

お肉を目の前にする私。

またもノーメイクで済みません。

私のデザート。盛り合わせ。店員(と言うかオーナーの奥さん)が夫と私のデザートを違う物にしてくれた。気が利く~

バナナタルト(温かい)・プディング・パッションフルーツのシャーベット。
喜んだのもつかの間、プディングはカラメルが焦げ焦げですごい苦くて・・・・パッションフルーツは覚悟はしてたけどものすごい酸っぱくて・・・・唯一バナナタルトだけが可食部というさびしい結果に。ここのシェフはもしかして苦みに鈍感なのでは?

夫のデザート。マルサラ酒(だったと思う)のチョコレートムース+蜂蜜の香りのミルクシャーベット。

これまたカカオが濃厚だからか、マルサラ酒のせいか、チョコレートムースは苦味が勝っている感じ。ハチミツレモン風味のミルクシャーベットが多少甘みが強い系だから緩急付けているつもりなのか。
でも、たっぷり掛かったフランボワーズのソースがこれまた地獄クラスの酸っぱさで・・・・私がフランスで今まで食べたデザートとはちょっとかけ離れてたよ。正直。

フォアグラはホントに素晴らしかった。

どの料理も想像するだけで大変そうと判る手間と材料を使っているのに、肉のグリル系とデザートが・・・・・・。
残念。ローストとかだったら、いけるのかなあ。あと、値段の付け方がちょっと不明瞭。「+いくら」の品物が多いから、結局2800円のランチを2人で食べて、お会計は8000円強でした、ちょっとイヤだな。    ・・・また次回は、あるかな? 気持ちが傾いたら行ってきます。

ケーキ

いつも気になっていた近所のケーキ屋さんに行ってみた

Le coeur pur(ル・クール・ピュー)

店員にオススメを聞いてほうれん草のケーキ(セントーサ)を勧められたのにあえなく却下して栗のクリームを使った「シャモニー」とチョコレートのドーム型ケーキ「アルビ」+小さくて可愛いチーズのデザート:スフレフロマージュをお持ち帰り。
←シャモニー
予想を裏切らない濃厚な栗のクリーム。パン(クロワッサン)生地を土台にしてるのがかなり風変り、そしてアクセントにフランボワーズが少しだけ挟まってた。ここ最近食べたフランス菓子では一番満足度高い。

←アルビ。オーソドックスな見た目通りのチョコレートムース。一応褒め言葉。意外に見た目通りのケーキって存在しないと思うがいかが?大抵悪い方に期待を裏切られるのよ。その点この濃厚なチョコレートはお客さんの誰に出しても喜ばれると思う。

←スフレフロマージュ。値段が可愛かったから追加で買った、小さめの焼き菓子。個包装になってて3日間日持ちするからお土産にも良さそう。
味はサッパリ。酸っぱくなくて癖のない優しい和風チーズ味。もっと濃厚かと思ってコーヒー淹れたけど、これは紅茶向きな味かも。

お店はランチ・午後はカフェ・夜はディナーをやってて、いつ行っても何かしら食べられる。カフェタイムはケーキとコーヒー・紅茶のセットが630円だから都内にしてはかなりお得。店員の態度もすごく良くて、子供連れについて聞いたところ「お子さん・赤ちゃんもベビーカーでもどうぞ」とのことだった。次回は子供の機嫌の良い時に来てみます~ってお店を後にした。とりあえずケーキを制覇してから食事にも来てみたいな。  トマトみたいにイナゴ状態の底辺の客たちで雰囲気悪くならないで欲しいと強く思う。

後日追記。

カフェタイムに再訪。今回は、前回勧められたほうれん草のセントーサと、夫はチョコレートとパッションフルーツのバイヨンヌを店内でいただきます
セントーサ:ほうれん草がぺっとりと載った真緑色のドーム型ケーキはネット上では割と有名らしい。食べてみてビックリ、ほうれん草の悪いところが見当たらなくて「どうやったんだろう?」って食べながら首を傾げまくり。中に入ったバナナのクリームはさっぱりしてて香りも抑えめだった。確かに一度は食べてみる価値ありと思った。
バイヨンヌはこってりしたチョコレートクリームのケーキ。パッションとあったけど、味は感じなかった。土台が思ったより硬くてナイフ無しだと食べられない。でもこれが上のクリームと対照的で美味しくて、ここ最近の悪天候でなんとなーく疲れた気持ちをすごく癒してくれた。  壁にたくさんのフランス現地のメニューに書かれた寄せ書きとディプロマ取った証明が貼ってあって、ここのシェフが色んなところで修行してきたんだーって思った。yoshio suzukiさん。

前回、ベビーカーで赤ちゃん連れでもOKとのことだったので、子供を連れて行ってみた。けど店内が思ったより狭くて座席間が無いのでちょっと厳しかった。

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