カカオの強いチョコレートケーキは大好き。シンプルな原材料のフォンダンショコラはもっと好き。
今月は旦那様のママ、つまりお姑さんの誕生日があるのでケーキを選定中なのです。春にチーズケーキを贈ったら好評だったので今回もチーズで行くか、それともチョコレート系で行くか迷うところ。
千葉県にあるクレマンティーヌというお店のフォンダンショコラです。
あ、いいね。包装紙が良い。ピンク地に白で店名を入れた可愛い化粧箱、そこにオレンジのペーパーパッキンを敷きつめたオープンボックスが入ってさらにポリ密封の上からフロスト加工のポリ製の帯をつけたフォンダンショコラが入ってます。細かい事だけど、食べ終わってもとっておきたい入れ物、というのはお菓子を売る上で大事なことだと思う。で、このポリ密封袋は折り返してあって広げると商品の2倍ほどの長さがあり(わかりづらい説明すまん)、開封後に口をしっかり縛れるようになっている。う~ん、ここの店長は女性(後日記:男だったらしい)とのことだけど、さすが…
マキシムドパリのフォンダンショコラは包装がおざなりで安っぽくて不衛生で2度といただきたく無い代物。比べるすべもない。
一番大事な味についてはまぁほとんど文句ありません。工夫が欲しいと言えばそうかも。素朴な濃厚なチョコレートを使って素朴な標準のレシピで作りましたという素材の味が疲れを癒してくれるようなお菓子。 お子様向けでないことだけは確か。 ストレートの紅茶ととっても相性が良かったです。
でもフォンダンショコラの宿命とも言うべき見た目の問題、「華が無い」…こればっかりは仕方ないのかねぇ。
見た目、味共に私は好きだけど、9/23に載せたAu Fin Paletのフルーツたっぷりのタルトのような「ショーウィンドウに並んでいる時が一番商品価値が高い」物=良い物と思う人や添加物に慣らされた舌の持ち主には絶対物足りないと思う、贈る相手を選ぶひと品でした。