オーダーメイドしていたボディピアスが完成しましたー
結局初めて見積もりした日から2ヶ月かかった。途中で何回か仕様変更掛けたから。
大きめのダイヤをK18枠で囲んだだけのシンプルなデザインのラブレット、バックピンはスクリュー(ネジ)式になってます。写真は本体とバックピンを外したところ。バックピンにはレーザーでオリジナルの刻印を入れてもらって正真正銘世界にひとつだけのピアス
本体にバックピンをつけるとこんな状態。
すごく写真が暗くて・・・ダイヤの留めは3本のアームで支えて光を大きく取り入れられるように、24時間365日身に付けていられるように立爪ではなく「ふくりん」留めに。これは金属がかぶさった部分でダイヤが実際より小さく見えて、光の取り込みも少なくなるので輝きが落ちる損な留め方。デザインと着け心地重視で採用した。バックピンには仕様変更で縄目を入れてもらって回し易いようにした。つけっぱなしでシャワーも着替えも、寝ても、絶対に引っ掛からない、スキンジュエリー。
実際アウターコンクにつけてみた。ダイヤの直径が5mm弱、写真でかなり大きいのが解るかと。バーは12Gaゲージ(2mm)ぐらいで作ったからぴったり収まった。長さは6mmにしたらこちらはちょっと長すぎ、ホントはもっと耳にぺったり貼り付くぐらい短いほうがオーダーメイド感が出て良さそう。そうすると装着が難しいか・・・
実はこれすべて職人さんが手で削り出して作ってます。試行錯誤でやっとこさ出来上った試作品の割には良いダイヤを使っただけあって美しくて、目立つ。
旦那様の発案で、もしバックピンがいつの間にか取れてしまってもヘッド部分は耳についたままのデザインが市販品ボディピアスとの一番の違い(ご存知?一般の物はまずヘッドが無くなっちゃう仕様なんです)。
次回作はカーブバーベルでへそピアスを作る予定。
これは最近手に入れたダイヤモンドのルース、リリーカットと言うめちゃくちゃ珍しくて高くて業者にとってうまみの少ない素材。
ラウンドのダイヤモンドから30%のロスを出してまで作るリリーは原価も高く、その工程を理解されていないのでカラット数の割には割高と誤解されがちで、一般にはなかなか浸透しない。たぶんこのサイトで初めて見た人の方が多いんじゃないかな。新規事業で取り扱うのはギャンブル要素が多すぎる、ただ、これを選ぶ人は本当の意味で贅沢を知っていると思う。
あたしはサンプルとして1点だけ保持しておこうかと・・・この美しさを台無しにしないデザインを描かなきゃでプレッシャー。原価は他のどのダイヤよりも高かったしw 増やすかは試作品次第になりそう。