Celica Blog: Monthly: Nov, 2014

梅酒 2014

今年も梅酒を漬ける季節が来た

重いのを頑張って買ってきたよ、梅とベースと氷砂糖をさ~

材料はこんな感じ。

毎年変わらず、南高梅1kg・ホワイトリカー1.8L・氷砂糖600gぐらい。

梅のへたを取って、氷砂糖と交互になるように瓶に入れたら、静かにホワイトリカーを注ぎ込み…

完成

ちなみに瓶は今年からプラスチック製にしてみました。ガラスは重くて場所取るから。

2年物の梅酒と比較。

左は2012年に同じ材料で漬けた物。

私は梅の実を排除しない派。すごい良い色になってきてるね。

この2年物をちょっとだけ、ララちゃんと試飲~(昼間なのでほんのひと口)

まだちょっと若くてとんがってる。2年ではまだ飲み頃ではないのかも。
もっとまろやかなのが好みなの。

梅は甘い果物と思い込んでたイギリス人にビックリ。生の梅は甘くないよ?って言ったら「梅酒は甘いじゃん!」って。それは砂糖を3対1ぐらい入れてるからさ。ratioって言葉を初めて使ったね。ちっともヘルシーじゃないぜ。

さて、今年の変わり種は「グラッパ」 イタリアの食後酒

カーザ ヴィニコラ ネラのインフェルノという銘柄を使ってみたよ、アルコール度数42度。
高価なグラッパの中で比較的リーズナブルなお値段(とはいえそれでも500mlで3800円位)。

グラッパ梅酒。
紀州南高梅を500g、氷砂糖は300gほど使用。梅の割合が多めだけど、この単位でしか売ってなかったの。

グラッパは分類はブランデーらしいので、以前漬けたブランデー梅酒と似たような渋めの物が出来上がるのかな??
楽しみ!

お茶会@茶道会館

茶道会館にてお茶会に行ってきた

先生の米寿のお祝いのお茶会で、うちうちだったのと、悪天候だったのもあり、人出が少なくて私的には落ち着いた静かなお茶会で良かった。
お花がいろいろ入っていてとっても素敵だったので写真撮らせてもらった。
お軸は「遍界不會蔵(へんかいかつてかくさず)」

お濃茶のお菓子。

練り切り。金粉が掛かっててゴージャス。
さすがお祝いのお茶会。
お道具もおめでたい席にと趣向を凝らしたものが勢ぞろいしていて見ていて興味深かった。

立礼のお席。

鶴の蓋置が可愛かったから撮らせてもらった。
会記と違って知ってる人が席主でビックリした。これも急遽だったんだって。

あいにくの雨で、行くまでは大変だった。急遽着物を取りやめて洋服に変えて高田馬場からはバス…と
浮かないスタートだった。
着いてからは並ばなくともスッスとお席に入れるし、お茶室に聞こえてくる雨の音が何とも風情があって良かった。

おしのぎ。

山里でいただいた。鯛とジュンサイの入ったお吸い物が美味しかった!
青柚子がちらっと入っていい香り。

演奏会

今年も常盤会が霞が関のイイノホールにて開催されました。

毎年出演させていただいているお琴の演奏会です。
例年通り2曲出させていただいたんですが、一応実力は出し切った、という位の自己評価。緊張もあったけど、目立った失敗が無くてホッと一安心。
人生のたったの10分ぐらいの時間だけど、私にとってはこれを目指して1年頑張って練習したりみんなで集まったり(お茶したり喋ったりも欠かせない)
最高に貴重な時間なのです。
改めて、お琴をやってて本当に良かったな~って思う。

綸子の訪問着

お琴の演奏会で着る訪問着と袋帯

自宅でお琴の練習をするために、本番さながらに着てみた。

着物でお琴の練習は今年まだ2回目…やっぱり袖が邪魔で左手が使いにくい。
そして暑い…膝の裏びっしょりになる…

先生と他の演者の皆さんと話し合っての上で袷なので、そこは突っ込みなしでね。
あと、我が社中のお琴の演奏会では紋付を着る人は不思議といらっしゃらないの。舞台だから?理由は知らないけど。
それから帯揚げも、お茶と違って割と大き目に見せてる。とにかく「個人の自由」が尊重されてる。ありがたや。

薄紫ボカシの綸子に植物の染付と日本刺繍で宝尽くし柄が入った、紋なしの割に格調高めの訪問着。
八掛の葡萄色に合わせて帯締めを濃い葡萄色と赤系のコンビにしてみた。
半襟は白の無地が好きなので、その代り伊達襟に金を使って華やかに。帯揚げは藤色に汕頭刺繍。
帯合わせは、この紫系のコーディネートのために用意した西陣織(ただしあまりの使い勝手の良さに多用しちゃってるけど)
金箔の地に薄ピンクと薄ブルーのボカシで角度によって色が変わる華紋・鳳凰柄。

ラズベリー狩り

うちの小さな家庭菜園で採れたラズベリーとゆすらうめ。

ラズベリーはものすごく簡単に育つって聞いていたけど、まさかこれほどとは。
毎日ただお水をあげていただけで花が咲いて実がたっくさん実ったよ。
ケーキに乗ってるラズベリーは嫌いなのに、採れたてのラズベリーは爽やかな酸味とさりげない甘み、
それと「バラ科」と言われなくても気付くぐらいのバラのような芳香。口から鼻へふわっと抜けていくの…
一気に好きになっちゃった。
それからユスラウメ。
木の幹にぴったりくっつくように、こちらもズラッと実った。
子供たちが毎日1つずつって約束で楽しみに食べていたのを、今日は豪気にお皿に盛ってみたよ。

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