旦那様に予約してもらって、何年か振りに麹町のはしぐちへ。
先月の次郎のとこにも書いたけど、初めて来店した時に一渡り握ってもらってまだ食べ足りず、お寿司自体より恥ずかしい思い出の方が強いお寿司屋さんです。 今回は間違っても「小さめに」なんて注文せず、お任せで握ってもらった。まぁ考えたら小さめなんて野暮よね。たぶん。
寡黙なご主人と柔らかな物腰のおかみさん、お店の印象はネタに例えるとサヨリって感じ。 6席のみと小さいながらどっしりした白木のカウンター、高級店には珍しくネタケースがあって綺麗過ぎるぐらい整然と並べられたネタと、それを器用に扱うご主人のすごい太くて良い匂いのしそうな指を見てるのも楽しかった。指輪のサイズ#60upは確実だろうな~などとぼんやり思う。
握りは若干大き目、酢のきつくない爽やかなお寿司だった(次郎の後じゃなおさら)。 〆鯖秀逸・軍艦でいただいたウニ・小柱秀逸でした。他のネタは若目?個人的にはもっと腐りかけが好きな為やたら爽やかだと感じた。 ここでも下戸カップルな私たちは終始お茶を頂いてた、お茶もお寿司屋さんにありがちなきつさがなかった、とにかくすべての物の味がすごく上品なので、タバコ呑み・七味大好き・お子様舌なんかを連れてっちゃうと「味ねぇ」って素敵な感想が聞けそうな。生魚得意じゃない人でもここならいけるんじゃないでしょうか。
そういえばガリも爽やかだった、味も見た目も。キュッと盛られるんじゃなく、スライスされてトランプみたいに整然と出てくるの。
Celica Blog: 14 Nov, 2010
鮨 はしぐち
2010年1月14日 (Thu)
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