Celica Blog: 18 Dec, 2014

菊柄の付下げ

古典的な菊の総柄。
付下げ訪問着、と言う種類、前身頃も後ろ身頃もすべて柄が上から下に一方方向になっているから。だそうな。

江戸小紋風の一律柄かと思いきや、実は裾に向かって菊が大きくなっていく面白い 柄。
確かに小紋よりも格上らしく、八掛にも手描きで菊が一輪描かれている、手の込みよう。

帯合わせ:着物が橙色で若向きな色なので、帯で少し落ち着きを、と象牙色の塩瀬をコーディネート。

帯揚げは薄黄色の絞りにしてみた、そしたら出てきちゃう~茶事向きではないわ。

この象牙色の塩瀬はオールマイティに使えるからこそ、いざ困った時の為に秘蔵しておきたい、そんな気持ち。

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