Celica Blog: Monthly: Dec, 2005

種で差別する動物愛護精神

あまりに馬鹿げているサイトがあるので紹介します。しあん館にここのバナーを貼っているんですが生体の展示販売系以外の記事にはまったく賛同しかねます。↓ある記事全文。()内はあたしの突っ込み。

毛皮を着たいと思いますか? ミンクやフォックスのファーを身にまとう人、また素敵だと思う方は以下を読まないで下さい。

(ミンクやフォックス限定ですか、以下を読むとそれらは度外視されていますが?)

ミンクのコートを1枚作るのに何匹のミンクが命を落とすのでしょう。 ミンクや、フォックスなどは野生動物保護の為、規制もされ、そのような毛皮を着る人は徐々にですが減ってきています。

(どこの国でどのような規制があるんですか?)

欧米では、知識階級の人は、毛皮を着る人をさげすむようにもなってきています。

(欧と米のどこですか?知識階級って誰ですか?規制があるなら「さげすむ」で済むんでしょうか?)

まだ日本はお金持ちの人や芸能人は毛皮を着ている人が多いですね。

(女子高生も着てます。)

しかし、アジアのいくつかの国では、犬や猫の毛皮までも、生産され、輸出されているそうです。

(アジアのどことどこですか?伝聞系ですが、誰が言ってたことですか?輸入しているのはどこの国ですか?)

色を染められたりして、犬や猫の毛皮がミンクやフォックスに加工されているのです。 あるサイトをご紹介しましょう。 http://www.heathermillsmccartney.com/petition.php コートを作るのに31匹の猫が殺され、ラグを作るのに4頭のゴールデンが殺されているそうです。

(上記ではミンクやフォックスと偽って輸出する目的で猫や犬の毛皮を剥いでいるように受け取れますが、紹介されているサイトにはそのような事実は一切記載されていません。)

この光景は見るに耐えないものです。 動物の毛皮をまとわなくとも、あたたかい冬を過ごせる衣服はたくさんあります。

(本当にそうでしょうか?毛皮ほど暖かい防寒具は無いと思います。)

観光地のおみやげやさんで、大きな猫のぬいぐるみが売られているのを見たことがありますが、手で触って愕然としたことを覚えています。 まさしくその商品こそ猫の毛で出来ています。おもちゃのネズミも同様です。 生きた命ある猫の皮をはいで猫のおもちゃを作るなんて異常としか思えません。 そんなものを「可愛い」と何の毛で出来ているかも知らずに消費者は購入しているのです。

(それがどこの観光地なのかはっきりしないかぎり「何の毛か知らない消費者」は買いつづけるし店は売りつづけます)

このサイトではアメリカへの輸出が減り、EU内向けに輸出が増えていることで、EU各国に輸入禁止を訴えています。

(上記で自ら「欧米では」と言っているのと急に矛盾します。EUでは需要も無いのに輸入しているということですか?)

日本もそのような犬や猫の毛皮で出来た商品を輸入禁止として欲しいですね。

(犬や猫以外の毛皮はOKってことですか?)

(2005/10/13)(LIVING WITH DOGS)』

↑以上全文抜粋と突っ込みでした。

まだまだ突っ込む余地はあります、エスキモーとか持ち出したらキリがない。

論点がずれているため要約することも出来ません。「動物が可哀相」ってことでいい?毛皮毛皮言ってるけど、皮革製品は? 肉は食べませんか?ベジタリアンだから自分は無罪とか言うなら、医薬品も使わないんですか?動物実験していない医薬品があるなら教えてください (「ジェネリック」で逃げ道になると思ったらそれも間違いです)。

犬と猫だけ守れば満足ですか?「欧米では」と言えば日本では説得力があるとか考えてます?別の記事で「ブランド狂の日本人」 (http://living-with-dogs.com/modules/xfsection/article.php?articleid=746)と非難していますけど欧米を持ち出すのはそのブランドをかざしているのとはどこが違うんでしょうか?

暴言としか思えない妄想の数々に呆然としちゃいます。

DisneySea

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