薪能は、舞台の左右にかがり火をたいて、その灯りで観賞するという粋な「能」
なので夕方からのスタート。
夫は仕事を早引け。
まず神事があって神道の(神主さん?)お祓いかお浄めがあって、それから薪に
火を灯す、これまた荘厳な流れ。
それぞれの薪に2人ずつ見張り番の神主さんが付いていて、時々薪をくべ直すのだけど
風向きによって非常に熱かったり煙かったりするらしくて、顔芸になっててお能と同時に
楽しく観賞した。
演目は、素謡(金春流)翁(おきな)金春安明
能(観世流)葛城(かづらき)観世喜正
狂言(大蔵流)棒縛(ぼうしばり)大蔵千太郎
能(金春流)土蜘(つちぐも)本田光洋
土蜘蛛のあの糸をズバ!っと投げる瞬間がやっぱり一番印象に残った。
狂言の酔っぱらいたちも楽しくて、最後まですごく楽しく観賞してきた。9時過ぎてしまったけど、
シッターが事情を察して子供たちちゃんと見ててくれて、色々な人のお蔭で楽しい一日だった!