Celica Blog: タヒチ 2007 滞在記: 準備

タヒチ 2007 滞在記: 準備

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渡航は日本で真冬なのでマリングッズなどはこの夏中に用意

☆01 日焼け対策

水着だけで海に入らないこと。タヒチでは日焼けどころか火傷になるらしい。(帰ってきて追記:頭皮や膝下、直射日光に当たる皮膚はいくら日焼け止めを塗り直してもすぐに日焼け+脱皮しました。間違ってもビキニだけで水遊びなんてしないように)

日焼け止めクリームでは限界があるから。以下リスト+値段の目安

  • ① 上半身は長袖ラッシュガード・・・5000円
  • ② 下半身は膝丈のサーフパンツ・・・7000円
  • ③ 首や頭皮はバンダナ、ターバン・・・1000円

で守る、直射日光に肌を晒さないぐらいの対策が必要だそうです。

  • ④ 足元はマリンブーツ(フィンつけること考えてミューブーツにした)・・・3000円

などで日焼けだけじゃなくサンゴからもガードすると良いらしい。サンゴの傷はかなりの確率で化膿します。日焼けで傷跡も残ります。

  • ⑤ 日焼け止めクリーム耐水性+オイルクレンジング・・・5000円
  • ⑥ ヘアトリートメント(集中ヘアパック系)・・・1000円

※冬になると手に入りにくいものが多いので注意。

※タヒチから帰ってきて追記
  • ① スノーケル・マスクはどこのホテルでも無料で貸し出してくれるけど、マスクの曇り止めは持参したほうが良いかも
  • ② ばんそうこうは5,6枚持っていったほうが良いかも

☆02 デジカメの防水ケース

マリンケースやハウジング+カメラの機種で検索かけると出てきます。2万円強。取り寄せの可能性があるので注文は早めに。

クチコミ情報では素人にはメンテが難しくてよく現地で浸水しちゃう(カメラはダメになるしメモリも・・・)らしいのでデジカメ2台+マリンケース2個、さらにメモリも複数枚持っていって順番に使っていく感じにしたほうがいいかも、念のため。

タヒチでも日本製の水中使い捨てカメラ売ってるけど5000円程度するらしい。

☆03 虫除け

木の生えてるところ、雨のときの室内は蚊がすごいので電池式虫除けグッズを常に携帯しておくと良い。

南国の蚊は白黒の縞々じゃなく茶色っぽくて、刺されると強烈に腫れる、痒い、跡が残る。タイとイタリアですごい痛い目にあった。

その上から日焼けしたら1年は跡が消えないのでご用心。

フィアレの花

タヒチヌイエアで搭乗の際などに配られるフィアレの花は枯れるまで耳に飾る。

未婚者は向かって右の耳、既婚者は向かって左の耳に飾るのだそう。間違えたらモテるだけ。問題ない。(タケモト氏のジョーク)

☆04 ことば

フランス語・タヒチ語圏、観光地だから英語も通じるけどいきなり英語で話し掛けるのは大変失礼なこと。

挨拶ぐらいはタヒチ語・フランス語でも覚えて行こう。

ということで少し例を挙げておくけどフランス語はカタカナ通り言っても絶対に通じないです。

日本語 タヒチ語 フランス語(rは喉に掛けて)
こんにちは iaorana(ヤオラナー) bonjour(ボンジューr)
ありがとう mauruuru(マウルール) merci(メrシ)
さようなら parahi(パラヒ) aurevour(オrヴォワr)
英語が話せますか? parlez-vous anglais?(パrレヴ アングレ)

タヒチでは「どういたしまして」も「ありがとう(マルルー)」と言うのが普通らしい。サヨウナラはみんな「ナナー」と言っていた。

フランス語はフランスからの移民が主に話す、個人的には「ボンジューgh」「メghシ」のようにRをGに近く発音すると聞き取ってくれると思う

☆05 海外旅行初心者へ

東西南北どこへ行くときも、必ず私が実践していること

  1. フライト中の乾燥を防ぐグッズを手荷物に入れておく

    例:マスク・ハンドクリーム(液体持込みウルサイからミニサイズで)+綿手袋・靴下(行き帰りの2組用意して使い捨てにしてます)

    これに加えてシルクのスカーフを頭からすっぽりかぶって寝ます。乾燥かなり防げます。

  2. フライト中の服装

    下はシルクのスカートか麻のパンツ(両方ともウエストゴム)でさらにノーパンです、もちろん上はノーブラ、で夏でも天然素材の長袖カーデ、靴は終始脱いだまま靴下だけでトイレさえ済ませる・・・こうして過ごすと長時間のフライトでも楽です。

    時々長時間フライトでフルメイク+タイトなジーンズの人いるけど・・・移動時間は家でくつろぐ格好で休めるだけ休んだほうが旅自体を楽しめる。

  3. 小さなノートを携帯する

    先に緊急連絡先や葉書の為の友達の住所、パスポート番号、頻出単語etc.をメモしておく。

    外国で言葉が通じないとき絵を描くにも便利だし気に入った料理の名前をメモしたりスケッチしたりひと口日記やお小遣い帳をつけたりとなんでも使えるし、結構いい思い出になる。・・・スペインのスーパーで小麦粉が欲しくていろんな絵を描きました。

  4. ホテルの冷蔵庫

    これでググったら色々ヒットしますが本来『ホテルの冷蔵庫』って存在しません。

    外から持ち込んだビールを入れるために中の商品を外に出すなんて非常識なことをする人がいるようですが・・・

    『冷蔵庫』だと勘違いしてるせいだと思うので。ホテルにあるあれは『ミニバー』です。 部屋にあるコンビニのようなものです。パリのヒルトンではコンドームが冷えてました。

  5. 問題発生時

    旅行中の問題に対してはその場ではっきり伝える、嫌な事はイヤと言う。

    不満があったら怒らず慌てず言葉に自信が無くても落ち着いて、事情を伝え、要求を伝える。その場で。後日では遅すぎます。

    日本人は世界一せっかちで、注文が来ないとか相手が来ないとかすぐにイライラする。アイランドタイムを理解して鷹揚にかまえてましょう。

  6. 一流のサービスを受けるには

    海外旅行は渡航先に日本教の普及活動に行くようなもの、と少し行動に気配りしてみてください

入管で英語で答えられないのは恥ずかしくて、チップ代わりに飴やガムを渡すのを恥と思わない・・・ 一部の日本人がやればコレが日本人の国民性と思われてしまいます。(タヒチにはチップ制度はありません)

どうせチップくれないケチな客と思われながら接客されたくないけど、それはこちらが植え付けて歩いた結果。

一流のお客様扱いされたければまず一流の客として振舞うことです。

タヒチから帰ってきたので追記

「タヒチへの新婚旅行が初めての海外!」という海外旅行初心者が多いのは仕方が無いとしても、フランス語はもちろん英語も解らないからって聞くことをハナからあきらめてる、注意書きも見ない読まない、入国カードの書き方も解らない、ルールも解らない(から結果的に無視)という観光客が多くて参った

たとえば、入国審査(パスポートコントロール)では足元に引いてある赤い線の手前で並んで待つんです。日本出国した時と同じでしょうが?最低でもこれぐらい守って欲しい。

警備のタヒチアンに「ここから出てくるな!」と何度も注意され、最後は怒鳴られてた日本人・・・ホントに恥ずかしいですよ。あたしもその一人だと思われるのもたまんない。

「入国審査」手順:日本を出発して初めて地上に降り立った外国では必ず入国審査があります。(日本→タヒチの直行便ならタヒチで、経由便なら通常は経由地で。経由地の到着が真夜中の場合は最終降機地の場合もあり得る。カードは機内で配られることもある)入国審査はまず入国カードに姓名・パスポート番号・滞在先などを記入しそのカードとパスポートを渡航者が審査員に手渡して本人確認・パスポートにハンコをもらう。って感じです、具体的な審査の内容とかは知らないけどリゾート地ではまず突っ込んだ質問はされません。ジャパンマーケットの観光地ではなおさら。タヒチアン審査員に日本語で挨拶されて拍子抜けしてるうちにほぼスルーな窓口のほうが多い。

あと、とくに大型リゾート施設で感じたことだけど、他の客と細い桟橋ですれ違うときはお互いが道を譲る気持ちで会釈ぐらい出来ないかな?

ほとんどの日本人は男女ともニコリともせずこちらを上から下まで見て、それでも足りないのか時々通り過ぎ終わるまで首だけぐるっとお見送り、みたないヤツいるけどアレなんなの?
スマートにすれ違う動作も出来ない?

絶対負けねえと思って私と旦那様はすれ違う人全員に「bonjour」とニコリと挨拶したけどね。ほとんどの人は返してくれるか向こうから挨拶してくれました、日本人以外はね。

それと、インターコンチ・ル・モアナの水上バンガローで桟橋を歩いていたら日本人カップルがあるバンガローの前でもめてて、男のほうが周囲を窺がいながら桟橋の柵を乗り越えてバンガロー修復のための足場を伝って裏手へまわった、そして中からドアを開けてました。キー閉じ込みしちゃったんでしょうね。・・・気持ちは分からなくもないけど、でもフロントに言って開けてもらおうよ、ねえ?自分の家じゃないんだからさ。外で待ってた女「あ~良かったぁ~」って、お似合いカップルだな。非常識って言葉知らないのね。

はじめての経験で解らないことってあると思う、当然。

だったら素直に聞こうよ。レストランでもトイレでも入国審査でも機内でも。聞くことは恥じゃないです。