Celica Blog: タヒチ 2007 滞在記: 見積り

タヒチ 2007 滞在記: 見積り

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☆01 見積り依頼

4ヵ月後の旅行に備えて8月から旅行代理店探し

googleやブログ、mixiのコミュで見つけたクチコミ上位3社に見積りをお願いする。

旅行会社に出した条件や希望

日程
2007年12月初旬~10日間
目的
タヒチ(ボラボラ島・モーレア島)へのハネムーン
条件
  1. 航空会社・クラスはこだわり無し
  2. ホテル・部屋はハイクラス。水上コテージ。ハウスリーフの評価が高い。日本人スタッフ特に必要無い。
  3. ホテルプライベートビーチはホワイトサンド
  4. 食事こだわり無し。ついてなくても可
  5. ダイビング初心者向けのプライベート体験ダイブ(日本語インスト)有り
  6. ボラボラ島・モーレア島の2島滞在(帰国時フライトまでのパペーテ滞在は理解してます)
  7. ウェディング写真撮影のみ希望(ドレス・衣裳貸出し、ヘアメイク・カメラマン)
  8. 予算の条件、無し

☆02 見積りのメールから旅行代理店を個人的に評価

STワールド

この会社について
世界の都市・離島をほぼカバーしてる旅行会社。余程マイナーな場所でもツアーが用意されてる。ただ大手だけに機械的な対応かも(担当者が休みの日は対応してもらえないなど)。 お好みでプランを立ててもらうことはできない。ウェディングは限られたホテルでは可能。衣裳レンタルあり
担当者
H田氏
返信の速さ
☆ (←24時間以上経過・見積り3社中いちばん遅い)
メールの内容
見積りメール引用
ホワイトサンドはなく、どこも同じ感じです
(↑どこもってどこだよ)
総合評価

可もなく不可もなく・全体にやる気が感じられない。役に立たない感満載

返信に疑問符が多すぎ。なのにこれからもメールだけで済ませる気らしい・・・寒気。

まんぼ~

この会社について
所在地:大阪。タヒチ・フィジー専門の旅行会社。ウェディングも行っている(衣裳レンタルは無い)。 ツアーではなくアレンジで作る個人旅行。返信の早さには定評がある。
担当者
K藤氏(社長)
返信の速さ
☆☆☆ (←見積り3社中最速)
メールの内容
見積りメール原文引用
バスタブが有るホテルをリクエストしたことへの返信
タヒチは湿気が少なく、日本とは違った気候となっております。 弊社では多くのハネムーナー様にソフィテルモツをご利用頂いておりますが、 「バスタブが無くて困った・・」とのご感想は1件も無く「オサカナが一杯、 プライベート感が有った!」とのご感想を多く頂戴しておりますことを申し添えます。
総合評価

不可・見積り断ったホテルの情報なんていりません。売りたいホテルを押し付けるな!

細かいことは聞かれるまでは答えない。プランナー本人が行った事も無いホテルを薦める。 「あれ?でも・・・」みたいな疑問を持たないで丸投げする人向き。

タヒチウェディングベル

この会社について
所在地:東京。タヒチ(旅行+結婚式)専門の旅行会社。ツアーではなくアレンジで作る個人旅行。 相談見積りは直接渋谷の事務所貸切で質疑応答しながら作ることが出来る。窓口にはタヒチ渡航経験豊富な日本支社長ひとり。
担当者
T本氏(日本支社長)
返信の速さ
☆☆☆ (←見積り3社中2番目)
メールの内容
☆☆
見積りメール引用
JTBやJALパックなどのパッケージツアーで比較的紙面を割いて大きく 紹介されているホテルは「ほとんど大半が日本人カップルで占拠されている・・」とお考え下さい。
総合評価
☆☆☆

可・プランナー自身の経験からホテルの実名あげて良い悪いを書いてあるので夢見がちな人には向かない。自分の意見を言える人、自分でそれなりに調べる人向き。

送信主自身がときどき叙事詩口調になってしまう傾向あり。

結果

タヒチウェディングベル社に決定しました。

☆03 豆・内輪の話

部屋指定について

特に水上バンガローはクチコミで「xxホテルの128号室はウミガメの通り道の真上」とか情報が飛び交ってるので それじゃあ128号室が良い!なんて気持ちになるけど、旅行代理店は部屋指定を確約することは出来ない。

M社は「希望は出来ますが指定は出来ません。決定はチェックインの際となります。

T社は「部屋数(インベントリー方式)で予約をコントロールしていますので不可能なのです。 チェックインの際や、ご滞在中のバンガローの空き状況をご遠慮なくホテル係員にお尋ねになってご希望の場所に位置するバンガローにご滞在されるのがベストです。お2人は<超一流のホテル>に滞在される<超一流のお客様>ですから遠慮は要りません。

結局は同じことを言ってるだけ、T社の言い方は上にも書いたけど時々叙事詩入る。

どうしても泊まりたい部屋があるなら予約完了したらホテルに直接電話して交渉してみること。

ホテルボラボラ水上バンガローの配置(簡単に言うと大きい番号の部屋ほど周りの水深が深い)

旅行会社のはなし

バスタブが無いソフィテルモツを却下してホテルボラボラを希望したあたしにM社がどうして執拗なまでにソフィテルモツを薦めたか、T社の支社長(彼がソフィテルモツにはバスタブが無いことを指摘してくれた)が教えてくれたこと。

ソフィテルモツはJTBなどではまだ扱っていない(2007年8月現在)上記タヒチ専門の3社のみ。価格表が表に出ていないから値段設定が旅行代理店の自由になってる。

それと、ホテルボラボラなどの部屋数の少ない(水上コテージ15戸)宿は取れない可能性があるから 満室で客が他の代理店に逃げるのを避けるためにソフィテルモツを薦めておく。 特にM社はホテルボラボラにコネクションが弱くて部屋を確保できない可能性が高いことを自覚してる。さらにホテルボラボラは空き状況をオープンにしていないので問合せ⇒返事待ちのラグが(2,3日)生じる。その間に客が逃げるのを避ける目的もままあるよう。(これはM社に限ったことじゃない、JTBもこれらの理由で大型リゾートを薦める。)

・・・だそうです。M社はクチコミではそれなりに評価が高かったけどあたし個人は今後も頼まないと思う。

大手が安心?

以前イタリアで、大型ホテル(☆4)に泊まった時のこと。

ジャパンマーケットだったの知らなくてホテル予約しちゃったら周りはJTBの団体客、 チェックインの後も添乗員にこの部屋ヤダ、部屋変えろって文句すごくて収拾つかなくなってた。この添乗員、イタリア語はもちろん英語もろくに話せない・・・

個人旅行のあたしたちも始めはシャワーしかない部屋に案内されたけどベルボーイにさらっと言ってバスタブ付きの部屋に変えてもらった。

翌朝、朝食に向かうエレベータの中もすべて日本人。

レストランの階について案内嬢に「ボードの名前欄を自分でチェックして」とゾンザイに言われた。 意味解らないって返事したら嬢は私と彼氏が胸に「LOOK!JTB」てバッジをつけてないのを見て「プライベートのお客様ですか?」 って。そうだけど何か?っていささかむっとして答えたら「失礼いたしました、あちらのテラス席へどうぞ!」って態度急変。・・・団体客はロープで囲われた1画に集められ、窓際のテーブルはお断りされてた。

団体客って完全に格下扱い。ここまで露骨なのは初めて見たけど。

胸に醜いバッジつけてゾンザイに扱われたければJTBへどうぞ。

☆04 タヒチウェディングベル社プランナー竹本氏

旅行会社選びは簡単に言うと担当プランナーの性格が気に入ったらそこに依頼するのがいい、それだけのこと。

渋谷の道玄坂を上りきったとこにあるマンションの一室。小さいけどかなり綺麗な部屋。

支社長タケモト氏とタヒチについて口頭での説明やDVDやパンフを見ながら見積りを作っていく。

タケモト氏はあるDVDの最中、日本人カップルが行列をなして同じボートに乗り込んでサメの餌付けツアーに行くシーンで 「これはイヤでしょ~?」と言ったり「たとえば貸出しスノーケルのサイズが合わなければその場でホテルにそう言ってください、 帰ってきてから不満を言う人居ますけど、ホテルを使いこなしてください、と思うんですよ」と言った。

あたしは彼が気に入った。

見積り訪問が予約制だから2時間ほど貸切空間で話し合うことが出来るのも良かった。

質問に即座に答えてくれるから、ある程度下調べした上で、だとより突っ込んだことが聞けて満足行くかも。

☆05 ボラボラ島でのホテル決め

今までにミラノでフォーシーズンズ、サムイ島でトンサイベイ、ロンドンブラウンズ、サヴォイ、パリのスクリーブなどいわゆる老舗や最高級ホテルの経験があることと 「そう言う意味で行き届いた・コンシェルジュが良い所希望」と言ったら簡単にイメージが伝わった。

タケモト氏はロンドン滞在経験もあるのでサヴォイあたりならイメージがはっきり解るそうです。

彼はホテル側から招待されてタヒチのすべてのジャパンマーケットのホテルに泊まった経験がある、けど、このホテルが良いと言うことは出来ないと。あたりまえか。

ホテルそのものの質・ホスピタリティ・格式の高さ、客のほとんどがリピーター、3面ビーチ、サンゴ礁の上に建っている(規制の前に建設された)水上バンガローは唯一ここだけ、ということでホテルボラボラに決定。 といっても、タヒチではコーヒーを頼んで2,3回催促してから30分後に運ばれてくるなんてこともザラな中ホテルボラボラは頼んだら15分後に出てくるぐらいの気持ちで。と言われた。

滞在の後半4泊は室内に開閉できるガラス床があるインターコンチ・ル・モアナに。 (すべての面でパーフェクトなホテルボラボラにはガラス床は無いのです。)

ガラス床があるホテルのうちでも最高級ホテル、と薦めてくれたインターコンチネンタル系列。新しく出来た(2006年5月)インターコンチ・タラソは大型リゾートだからボラボラのあとだと見劣りするかも? ル・モアナならそこまででもないでしょう、とのことでした。ル・モアナ滞在だとタラソのスパとか施設も使えるし。

老舗ホスピタリティのホテルボラボラ+リゾート満喫型のル・モアナ。どっちが気に入るかは行ってからのお楽しみ。

1.サンゴ礁+ディープブルーの海+最高のホスピタリティ
ホテルボラボラ
2.タヒチの代名詞遠浅エメラルドブルーの海+ガラスのスライドテーブル
インターコンチネンタル・ル・モアナ・リゾート・ボラボラ

※インターコンチネンタル系列はPriorityClub(会費無料)という会員を募っていて、チェックアウト時刻の延長などさまざまな特典がある。詳しくはインターコンチネンタルオフィシャルページ

☆06 季節としては

雨は運次第。タヒチは11月からの半年間が雨季+2月ごろはサイクロンの心配もある。色々話を聞いてみると乾季と雨季はそれほど気にしなくてよさそう⇒その分いつでも雨のリスクがあるってこと。スコールのようにバッと降ってさっと止むような感じではなく3日間降りっぱなしなんてことも起こりうるらしい。

乾季の4月~9月に客が集中するから、12月は(南半球だから)真夏、なのに比較的空いていてホテルの料金も安くなる。クリスマス・年末年始以外。

ホテルボラボラの場合、宿泊料金据え置きで朝食と夕食が付く、という形を取っている。(朝食1人¥6,700~夕食¥17,000~なのでかなりお得になる。)

ウェディングフォトプラン

タヒチウェディングベルはホテルボラボラでの結婚式に力を入れててちょっと薦められたけどやっぱり当初の予定通り写真だけにした。メニューや招待客の滞在費なんかも含めて見たけど直接下見が出来ないホテルボラボラで結婚式・披露宴するのはあたしにはリスキー過ぎる、かな。

ウェディングフォト撮影するならホテルボラボラで+日焼けしないうちにってことでホテルボラボラを旅の前半に組み込む感じに決定。あと、インターコンチなどの系列は利権にうるさいのでカメラマンなどはホテルを通して依頼しないと撮影許可が下りないそうです、アマン系列のホテルボラボラはその辺は寛容とのこと。

新郎新婦の衣装レンタル・メイク・ヘアメイク・造花のブートニア・ビーチやホテルでの写真撮影(渡しは30枚入りCD-ROM)つき、3時間程度で終わるらしい。記念にはちょうどいい。全部込みで23万円です。

スノーケリング(シュノーケリング)orダイビング

せっかくタヒチまで行くからダイビング全く初心者だけどチャレンジしてみたい♪

と思ってタケモト氏に聞いてみたら「ボラボラ島はスノーケリングに向いてます」とあっさり。

ダイビングは日本でライセンスを取って行くぐらいの意気込みじゃないなら講習時間がもったいないとのこと。 つか部屋から真下の海に入ってスノーケリング出来るし・・・確かにね。

写真では間抜けに見えるけど「アクアサファリ」は是非体験してみてくださいとのことでした。大きいヘルメットつけて海中散歩。

ランギロア島はダイビング向きらしいです。

☆07 モーレア島

ボラボラ島・モーレア島の2島滞在してみたいと言うと、タケモト氏から移動にほぼ1日を費やすこと、 モーレアの遺跡に行くなどの希望がなくてただいろんなビーチを見たい程度ならボラボラの後では見劣りすると教えてくれた。

しかもホテルボラボラの後では・・・。

移動のストレス味わってまでもし満足行かなかったら・・・今回モーレア島は行かないことにしました。

追記:2007年9月現在島内にマクドナルドが大きな看板を掲げているとの情報。mixiのタヒチコミュ(要アカウント)にて

タケモト氏に確認したところ

モーレア島のマクドナルドの件は初耳です。ボラボラ島には(先月も私が行きましたが)マックはありません。 尚、パペーテ(タヒチ島)の国際 空港内のマックにはハンバーガーが一切ありません。 日本のマックカフェ同様パンとクッキーのみです。 元来、アメリカ嫌いのタヒチ=フランス領ですのでボラボラ島にマックは何度も進出しようと企てたようですが、 その度ごとに拒否されているみたいです。唯一、パペーテ(タヒチ島)市内に、我々が思うマクドナルドが1つだけあります。

との返事を頂きました。 そしてその後のやり取りでどうやら真実らしいとわかって

パペーテ(タヒチ島)に次いでモーレア島にもマック進出とは、ショックです。

とのコメントを頂きました。

↓溢れるセンスに脱帽しながらぱくってきたモーレア島のマクドナルドの写真

この写真の持ち主曰く
一生に一度の新婚旅行!贅沢に行こう!と思い・・・の旅行
全俺が泣いた、ですよまったく

モーレア島、堕ちたね。

・・・精神的環境破壊という新しいジャンルとしか思えない。心が痛い。

オプションの申込み

大型船レンタルや特注オプション以外は現地で朝天気が良いことを確認してから申込みでも充分間に合うそう。 日本で毎日の予定を申込み済ませて現地でスケジュールにのっとって早起きするような過ごし方はもったいない上に現地の従業員はそこまで時間厳守してくれないらしい。

もし朝食の時間9:30までとか決まってるのに起きれなくてもホテルボラボラだと「寝坊しちゃった」とか言って時間を遅らせて朝食をとったり、融通がきくそうです。

☆08 料金に関して

タヒチに二人で旅行するなら航空券+ホテルで最低100万は覚悟。それ以下の予算なら色々我慢する旅と考えたほうが無難。 かと言ってものすごい良いホテルにしようと大して料金に違い(上乗せ)は無い。

お金を掛けられる部分は航空券エコノミー⇒ファーストクラスへのランクアップ(+35万円ぐらい)で、11時間ものフライトだから良いかも。成田ではラウンジが使えるしポーターはつくし座席は広いしアテンダントの態度も格段に良いし機内食がフレンチのコースになる。  しかしフライトキャンセルがザラに起きるエアタヒチヌイだから実際どうなるかは神のみぞ知る。あと、タヒチ(パペーテ)空港にはラウンジありませんので帰国時のセキュリティチェックはYクラスの人と一緒に立って並びます。

片道ビジネスクラスへのランクアップ(+12万ぐらい)なども薦められるかと思うけど新婚が離れて座ることに。詳しくはエアバスの座席表をご覧ください。

他に現地でお小遣いとしてアクティビティ、食事がついていないプランなら食事、お土産代も必要。

タヒチは物価が高いって先入観が強いですが聞いた話では初任給20万パシフィックフラン程度らしいので1円=1パシフィックフランと考えたら物価べつに高くない。ビールが2000円だったとか愚痴ってるみっともない人見たけどそもそもチップが無いんだからサービス料込で考えたら妥当な値段でしょ、観光地だよ。

予算的なことをまったく条件に出さなくても見積りがべらぼうに高いことはなかった。大体お金がかかることを覚悟したらあとは好きなことを全部旅行会社にリクエストしていったん見積りを出してもらうことをお薦めしときます。

バスタブの無いホテル食事無しで見積ったときと、ホテルボラボラで朝食・夕食つきとで、見積り1人6万しか違わなかった。

言い方は悪いけど、ケチりたい人は海外旅行自体行かなければ一番お金使わずに済みますよね。

※下の見積り表での料金を参考までに知りたい方は直接メールで聞いてください。

☆09 見積り表

タケモト氏から早速翌日には送られてきた見積り表

1日目 成田発→タヒチ
:::::日付変更線通過::::::
パペーテ(タヒチ島)着・・・当社サロンへ立ち寄り(ドレス&メンズ衣裳の試着)
→ボラボラ島へ
<★ホテルボラボラ (水上バンガロー)> ~3泊
2日目 午前:ホテルボラボラでウェディングフォト撮影 夜:プライベートディナー
3日目 ボラボラ島で終日アクティビティなど
4日目 ホテルの移動
→ インターコンチネンタル・ル・モアナリゾート・ボラボラへ
<★インターコンチネンタル・ル・モアナリゾート・ボラボラ(ラグーン水上バンガロー)> ~4泊
5・6・7日目 ボラボラ島で終日
8日目 午後:→パペーテ(タヒチ島)へ
<★インターコンチネンタル・リゾート・タヒチ(ラグーンルーム)> デイユース
9日目 早朝:パペーテ(タヒチ島)→帰国の途へ
:::::日付変更線通過::::::
10日目 午前:成田着

こんな感じに仕上がりました♪

ぷらすアルファ 無料で付いてきた物

  1. エアタヒチヌイのペアシート指定
  2. インターコンチネンタルでカヌーで運ばれてくるブレックファスト(通称カヌブレ)
  3. ホテルボラボラでハネムーンプライベートディナー