Celica Blog: タヒチ 2007 旅行記: ホテルボラボラ

ホテルボラボラ　HOTEL BORABORA

タヒチ　＜ボラボラ島＞　アマンリゾーツ・ホテルボラボラ

派手なイベントや押付けがましいサービスは一切無い、スタッフは良い意味でフレンドリーではなく慇懃。全体戸数が少ないので、敷地内で他の客とすれ違うこともほとんどない。

この10日間タヒチで３つのハイクラスホテルに泊まって更に＋１つのホテルに夕食を食べに行ったけど、静かにゆっくり過ごしたいなら間違いなくホテルボラボラがおすすめ。

もしまたタヒチに行くならホテルボラボラをリピートします。

※重要※　ホテルボラボラ改装工事のお知らせ　※閉館※

タヒチウェディングベルの竹本さんからメールを頂きました。
『2008年10月からホテルボラボラは現在の施設を完全撤去解体して２年後にまったく新しいアマンリゾーツスタイルの新しいリゾートに生まれ変わる予定』 とのことです。詳細お問合せはタヒチウェディングベル：03-5459-0078またはシニア旅行カウンセラーズ：03-3423-2131まで。

食事システム

シーズンオフだったので朝食・夕食付きのプランだった、これはホテル内での全ての飲食（レストラン・ビーチバー・ルームサービス・ミニバー・ディナーショー）に利用できるミールクレジット（毎日１人13,500cfp（日本円にして約20,000円））として宿泊日数分提供され、 最終日に全ての飲食金額とつき合わせて超過分がある場合にその分が請求されるシステムになっていた。（余りは返金されない）

たとえば２人で２泊すると54,000cfp分の飲食が無料になる。ランチでもワインでもルームサービスでも。

私たちは1日はウェディング特典としてプライベートディナーと朝食が無料で付いたけど、毎日ホテルで朝・昼・晩アラカルトを食べていた割には、お酒を飲まないので結局合計１万フラン以上余らせてしまった。毎晩ワイン１本ぐらいは無料で付くと考えて良さそうです。

食事内容

シェフはトーマス・バスティアンというフランス人。素材がローカルな野菜や根菜・ローカルな南国の魚とオーストラリアビーフ・ニュージーランドラム肉などなので普通のフレンチではなく魚とココナツミルクを使った『ポリネシア料理』だと思って理解する必要があります。 まぁ正直言って味は中途半端で、すごく美味しい！と印象に残るものはあまりありません。代表的なタヒチアンメニュー『ポワソンクリュ』など、経験として食べることを楽しみとすれば不満は無いと思う。

• 朝食での個人的おすすめは目玉焼き。950フランで2個の目玉焼き＋サイドにハム・ベーコン・トマト・スモークサーモンなどがお好みで付く。（英語ではi'd like sunny-side-up with bacon, tomato, ham and salmonとか言えば間違いなく目玉焼きが出てきます）
• ランチはマヒマヒバーガー＋フレンチフライが意外とさっぱりしててボリュームもあって美味しかった。
• 夜は気分次第で肉にしたり魚にしたり。ラムのグリル（レア）が美味しかった。ここのクレームブリュレも美味しかった（今になって思えばこれらはタヒチで食べた物の中では一番美味しかった）メニューで気になった「シャコ」はローカルのが売り切れでオーストラリア産と聞いたのでやめました、出来れば食べてみたかった。英語でシャコはsea cicado。

店員のタヒチアンは全員及第点な英語を話す（ホテルボラボラでは必須なのかもしれない）。日本語は片言・挨拶程度できる（これは趣味で覚えているだけのよう）。日本人には日本語だけで書いたメニューを持ってくるのでいちいち英訳できない人は注文が出来ないと思う。そんな人は英語のメニューももらうといいと思う。書いてある順番は一緒だから。

部屋

私たちは水上バンガローでも水深の深い所をチェックイン時にリクエストして、118～128号室までのいわゆる『旧プレミアムバンガロー』と呼ばれる６戸のうちの１室が取れました。

この６戸へ続く桟橋はこのバンガローのゲスト専用で、ほとんど誰ともすれ違うことが無く、足元にはずっと珊瑚礁と熱帯魚が続いている。

採光が少な目かも。シャワーブースに照明が無かったのはちょっと気になった。あと、トイレの個室自体には扉が無い。

部屋にはテレビが無い（必要も無いけど）。ＣＤプレーヤーがあって適当なＢＧＭになるＣＤが入っていた。

部屋周辺の海

部屋のテラスからは直接海に入れる、水深は１ｍほど。足元は全部珊瑚なので数十種類の魚が常に泳いでいる。

テラスから３、４ｍぐらいのところまではなだらかに水深を増していき、そこからすり鉢状に深い海へと珊瑚礁が続いている。スノーケルはこの６戸のバンガローのテラス前の３、４ｍの幅を往復（１時間ぐらい）したら大満足だと思う。

深い海との境目はエイやウミガメの通り道らしく、私たちの滞在中は毎日テラスからエイとウミガメを見ることが出来た。 タイミングが合えば海中で出会うことも･･･旦那様は海中でウミガメに遭遇してビックリしてぱにくってた。（そのときの写真は無し、残念）

あと、スノーケルの後は毎回バスタブにたっぷりお湯を張って浸かりました。体が冷えているのでラッシュガードとか着たままドボンと。スノーケルに出る前にお湯を張っておくといいと思う。

ビーチ

レストラン側には広々したビーチもあり、いつもほとんど人が居ない。

この腰ぐらいまでの遠浅の海ではスノーケルも出来て、意外と魚も居る。波もほとんど無いので泳ぎに自信が無くてもマリンブーツで歩きながらスノーケリング出来る。

ホテルボラボラその他

• 毎週土曜日の午後5時半からはレストランでママ・ショーがあって小ぢんまりしたショーだけどその分全員参加の雰囲気で他のゲストと手をつないで踊ったり、意外と楽しんじゃった。
• レストランのテラス席には子猫が迷い込んで来ておねだりされた、可愛かった。
• ゲストリレーションにはマミさんとシゲさんという２人の日本人がいて言葉の不安があるゲストも安心して過ごせるように配慮されてる。
• ホテルが貸し出しているスノーケルは弁付きで水を出せる（専門用語はわからないけど）ようになっていた。マスクにはこまめに曇り止めが塗られていると思う。使用中まったく曇らなかった。 滞在中は借りっぱなしに出来るのでサイズや使い心地がいいものをずっとキープできた。もちろん無料。
• 私たちは特にアクティビティは申し込まなかった。あとになってインターコンチネンタル・ル・モアナに宿泊してからホテルボラボラの環境の素晴らしさがやっと解ったし無理に外にアクティビティやヴァイタペの町に出掛けなくて良かったと心底思った。 ホテルボラボラに滞在したらその環境をイヤと言うほど満喫してもし倦んできたら外に出てみるぐらいで良いと思う。

写真

食事

部屋のテラスからの海

水上バンガローから入った海にも珊瑚と魚がたくさん。↓海中の様子↓

その他の写真

ビーチ

水上バンガロー室内