Celica Blog: ヨーロッパ滞在記 2007: Luxemburg

ヨーロッパ滞在記 2007: Luxemburg

Luxemburg

Antwerpに居るのに飽きちゃって電車で数時間とちらりと聞いたLuxemburgへ行ってみる事にした。

Belgium Antwerpen Centraal駅からまずBrussels-nordに向かう。乗り換えてLuxemburgまで電車で合計4時間程。日帰りの予定だったのにこんなに遠いとは。往復41.00euro

公用語はルクセンブルク語。Letzebuergはルクセンブルク語表記。

天気は晴れ(予報は雨)。気温は19度。

英語はほとんど通じない、けど観光客慣れしているからみんな親切。店員も街の人も。ほとんどフランス語が公用語だと思ったほうがいい。 でもフランス語圏でありがちな「英語は話します?」の問いを「non」で片付けられてシカトされるなんて現象はここでは起こらない。「oui」って答えてそれからはフランス語で色々教えてくれるってだけ。

ことば

世界のいろんな国に行ったらあたしはかならずその国の言葉で「こんにちは・ありがとう・さようなら」を覚えることにしてる。

なんのガイドも知識も無しにLuxemburgって国に行って公用語もわからないからまず本屋に行ってみた。 (殿に電話して「るくせんぶるく」ってgoogleしてみてよって聞いたけど結局よくわからなかったから。)

趣味で世界中の絵本を集めているのもあるけどヨーロッパの本屋の店員は大抵インテリジェントで多言語話せる。 店員と話してどうやら主にフランス語が主流であとはドイツ語とルクセンブルク語らしいと知る。

ルクセンブルク語の絵本のコーナーがやたら小さいことに戸惑いを感じる、厚さ数mmの絵本が15.00euroとか異様に高い気がして驚いたけど、 とりあえず橋を渡ってメインストリートへ。

フランス系のブランドショップが多いが興味ないのでスルー。Delvauxというベルギー(Brussels)のブランドがあったので今回Brusselsに行かないからここで買うことにした。 殿のお母さんへ、スカーフ50.00euroほど。シルクシフォンに水玉のレクタングルタイプ。なかなか良い買い物が出来たしちょうど店員がおばさんだったから「ルクセンブルク語できます?」って聞いたけど 出来ないと言われた。むう。

その後ハイカラな祖父へのお土産にAGATHA(フランス系だけど)に入ってみる、やはりハイカラすぎたので自分へのお土産に鈴のネックレスを購入。店員とまた少し話したけどやっぱりルクセンブルク語は出来ないと。

18時になると商店は閉まり(ちなみに日曜定休)しかたなく道行く人々に「ルクセンブルク語できますか?」攻撃を展開する。

なるべくインテリ風な人を狙うが全員×。だったら誰なら話せるのさ。と聞いたら「若い人、あそこにいる」と奥さんが指差した 先には髪の毛を半分ピンク半分黒に染め分けて顔中ピアッシングして路上に座り込んで溜まってる若者達・・・

話しかけられる訳ないじゃん・・・だけど偶然アイスクリームを食べながらデート中のカップルがいたので質問してみたら「彼出来るわよ」と彼女が不機嫌に答えた。 空気読まなくて申し訳ないけど「こんにちはmoien・ありがとうmerci・さようならadi」を教えてもらって早速adiと言って別れる。どうもありがとう、親切な若者よ。

日本に帰ってきてから知ったところによるとルクセンブルク語が公用語に指定されたのは1984年らしい。道理で若い人なら、と答えたわけだ。 お年寄りはフランス語かドイツ語しか出来ないとみなさん言っていた。

営業時間

お店は朝10時から18時まで。

日曜はほとんどの店が閉まっているので観光には向かない。

Luxemburgの料理

帰りの電車が19:44だったので広場沿いにある入りたかったレストランは19時開店だったから諦めた。隣りの隣りの人が割と入ってるレストランへ。

店員に英語話せるか聞いたら「イタリア・フランス・ドイツ語」と言うのでとりあえず普通のルクセンブルク料理を食いたい、とイタリア語で。

あたしのイタリア語かなり酷いもんだけど理解してくれた。けどよく見たら他の店員は英語できてた。

le JUDD MAT GAARDEBOUHNENという豚ハムをブイヨンでヤワヤワになるまで煮込んだ料理を提供された。合計400g位。マスタードをつけて食べてて美味しかったけど刺激が無さ過ぎで飽きてしまった。 添えてあったポテトはさすがに美味しかった。炭酸水はちょっと泥臭い。machiatoはかなり美味しかった。

電車の時間がもうヤバイってかなり走って駅まで向かったら葉書をポストに入れ忘れたし発車時間は5分遅れたし・・・

葉書はLuxemburgのスタンプ貼っちゃったから近くの席に座っていたおじさんにLuxemburgの人だったらポストに入れてもらえないかお願いしたら日曜に戻ったときで良ければ入れておくよって引き受けてくれた。 人の親切の上にあたしは生きてるって、ほんと、感謝。

移動

往路
11:38 Antwerp Centraal発(Brussels-Zuid行き
12:15 Brussels-nord着
12:45 Brussels-nord発(Namur-Luxembourg行き
15:40 Luxembourg
復路
19:49 Luxembourg発(Brussels-Zuid行き
22:20 Brussels-nord着
22:30 Brussels-nord発(Antwerpen-Centraal行き
23:10 Antwerp Centraal